( 305230 ) 2025/07/06 06:02:53 0 00 オリエンタルランド社長が「価格見直し」発言。家族4人で行くと、今後は“いくら”かかることになるのでしょうか?
2025年6月、オリエンタルランド社長が「チケット価格の見直しを検討している」と発言し、話題を呼んでいます。価格見直しというと“値上げ”をイメージしがちですが、今回は「最安値の引き下げ」も検討対象に含まれており、家族連れにとっては朗報となるかもしれません。
本記事では、発言の背景や現在の費用、そして今後の変化について、わかりやすく解説します。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの高橋渉社長は、2025年6月、「物価上昇に対して所得が追いついていない現状を踏まえ、価格の見直しを考えている」と述べました。
この「見直し」には、単なる値上げだけでなく、「最安値の引き下げ」も検討の選択肢に含まれている可能性があります。つまり、高騰傾向にあったチケット価格が、今後は“平日や閑散期に限っては”安くなる可能性もあります。
この背景には、現状の価格が高すぎることで「気軽に行けなくなった」という声や、家族層を含む来園者数の伸び悩みへの懸念があると指摘されています。そのため、価格のバランスを見直す必要性が意識されていると考えられます。
2025年7月現在、東京ディズニーリゾートの1デーパスポートは変動制となっており、時期や曜日によって価格が変わります。チケットの料金は以下のとおりです。
・大人(18歳以上):7900円~1万900円 ・中人(12~17歳):6600円~9000円 ・小人(4~11歳):4700円~5600円
たとえば、大人2人と小学生2人の4人家族で訪れた場合、チケット代は以下のとおりになります。
・大人2人:1万5800円~2万1800円 ・小人2人:9400円~1万1200円 ・合計:2万5200円~3万3000円
条件によって異なりますが、ここに交通費・宿泊費・食事代・お土産代が加わると、旅行全体の費用は15万円~30万円程度になることもあります。特に遠方から訪れる場合、交通費だけでも5万円を超えるケースがあります。
社長の発言通り、価格見直しが実行されれば、費用には次のような影響が出る可能性があります。
1.最安値が下がる:平日や閑散期を狙えば、以前より安く入園できるかもしれません。 2.最高値は維持、または上昇:土日や繁忙期は値上がりする可能性があります。 3.価格差が広がる:来園の“タイミング”によって、費用に大きな差が出ると考えられます。
つまり、柔軟にスケジュールを組める家庭ほど、今後は“お得に”ディズニーを楽しめるチャンスが広がるともいえます。逆に、祝日や学校の長期休みにしか行けない家庭にとっては、これまで以上に高額な出費となる可能性があるため、慎重な計画が求められるでしょう。
「価格見直し」は、家族旅行にとってマイナスのニュースばかりではありません。むしろ、平日や閑散期を活用すれば、今よりも手軽にディズニーを楽しめる可能性も出てきました。
チケット価格は今後も変動する可能性が高く、最新情報のチェックが重要です。旅行を計画する際は、公式サイトや旅行会社のパッケージプランを活用しつつ、日程の柔軟性を持たせると良いでしょう。
大切なのは、「いつ行くか」「どう行くか」を見直すことで、家族の思い出をよりお得に、より充実したものにする工夫です。
出典 株式会社オリエンタルランド TOKYO Disney RESORT パークチケット
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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