( 305720 )  2025/07/08 05:05:46  
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参院選 東京選挙区の候補者一覧 

 

 参院選(20日投開票)で東京選挙区(改選7)に自民党から立候補した初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(58)は7日夜、都内で開いた23区総決起大会で「私はスポーツで人生が変わった。これからは政治で社会を変えたい」と述べ、初当選への意欲を語った。 

 

 鈴木氏は1988年のソウル五輪男子競泳の100メートル背泳ぎで金メダルを獲得。一定時間水中を潜泳しながら、水面に浮き上がる「バサロ泳法」は当時、大きな話題になった。 

 

 鈴木氏は「今回、思い切って政治の舞台に飛び込むことにした。プールには何度も飛び込んでいるが、勇気を持って踏み出しました」と、水泳と国政選挙への挑戦を重ねながら触れた。 

 

 「厳しい、厳しい状況と認識している」としながらも「高校生のころから日の丸をつけ、日本を代表して世界と戦ってきた。10年前にはスポーツ庁長官にも就任し、いつの時代も日本のために力を尽くす。これほど名誉な、やりがいのあることはない」と主張。「今回、国政の場にチャレンジできることも名誉なこと。力の限りを尽くしてまいりたい」と述べた。 

 

 会合には、自民党の森山裕幹事長や東京都の小池百合子知事らのほか、1992年バルセロナ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストの岩崎恭子さん、元水泳選手の伊藤華英さんが応援にかけつけた。 代表してあいさつに立った岩崎さんは「水泳のこと、金メダリストとして、いろんなことで勉強をさせていただいている。水泳界の大先輩としていつも見習っている」とした上で「私は立候補するわけではありませんが、大地さんがさまざまな活躍をされるところで、常々、支えていけたらと思っています」とエールを送った。 

 

 東京選挙区には、全国の選挙区最多の32人が立候補している。 

 

 

 
 

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