( 305990 )  2025/07/09 04:56:37  
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奈良・大和西大寺駅前に設置された献花台の近くで街頭演説した政治団体「NHK党」党首、立花孝志氏(撮影・松浦隆司) 

 

 政治団体「NHK党」党首、立花孝志氏(57)が8日、安倍晋三元首相が銃撃された現場となった奈良・大和西大寺駅前に設置された献花台の近くで街頭演説した。 

 

 事件発生時刻の午前11時半ごろには、居合わせた人たちが黙とうした後、マイクを握った立花氏は「安倍晋三元総理の御霊(みたま)に哀悼の誠をささげるために黙とうしたいと思います」と述べ、街宣車の上から事件現場に向かって約1分間、黙とうした。 

 

 黄色シャツに水色のチョッキ、赤いトランプ帽子をかぶった立花氏は「安倍さんのやさしさと強さ。短い間でしたが、国会で仕事をさせてもらったとき、安倍さんから受けた僕の安倍さんへの思いをお伝えしたかった」と神妙に話し、「この場に私が来ていいのか、すごく、悩みもした」と打ち明けると、涙をこらえた。「私はこれからも政治家として国民の暮らしを守る、この国を守るという思いがある」と訴えた。立花氏は参院選兵庫選挙区に立候補。この日は党首として奈良選挙区の候補者の応援に入った。 

 

 

 
 

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