( 306758 )  2025/07/12 03:45:03  
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東京・池袋の「サンシャインシティ」で、法律事務所の男性が刺殺された事件において、逮捕された50歳の渡辺玲人容疑者と被害者の間には明確なトラブルがなかったことが確認された。

渡辺容疑者は逮捕時に「恨みがあった」と話したが、実際には仕事上の接点がなかったため、警視庁は一方的な思い込みによる犯行と見ている。

事件は7月1日午前11時45分ごろに発生し、被害者は約1時間後に死亡した。

渡辺容疑者は「バカにされて我慢の限界が来た」と述べており、遺体には約10カ所の刺し傷が確認され、4本のナイフが押収されたことから、強い殺意が窺える。

 

 

(要約)

( 306760 )  2025/07/12 03:45:03  
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事件のあった「サンシャインシティ」付近に停車したパトカー=2025年7月1日午後0時47分、東京都豊島区、西岡臣撮影 

 

 東京・池袋の「サンシャインシティ」内にある法律事務所で男性(36)が刺殺された事件で、逮捕された渡辺玲人容疑者(50)と男性との間にトラブルが確認されていないことが、警視庁への取材でわかった。男性とは同僚で、渡辺容疑者は逮捕直後「恨みがあった」などと話したが、2人に仕事上の接点もなかったといい、同庁は一方的な思い込みで事件を起こしたとみている。 

 

 同庁によると、逮捕容疑は1日午前11時45分ごろ、「アディーレ法律事務所」で同僚の男性をナイフで複数回刺し、殺害しようとしたというもの。男性は約1時間後に死亡し、同庁は容疑を殺人に切り替えて東京地検に送検した。 

 

 捜査関係者によると、渡辺容疑者は「言葉や態度でバカにされて我慢の限界が来た。結果的に死んでもかまわないと思った」「悪口を言われた」などと話していたという。遺体には約10カ所の刺し傷があり、計4本のナイフが押収されたことも判明した。同庁は強い殺意があったとみている。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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