外務省
外務省は11日、中国政府が停止している日本産牛肉の輸入を巡り、輸入再開に必要な「日中動物衛生検疫協定」が同日発効されたと発表した。輸入再開に向けた同協定は2019年11月に署名されたものの、中国側が発効の手続きを行っていなかった。
中国は、日本でBSE(牛海綿状脳症)が01年9月に発生したことを受け、日本産牛肉の輸入を停止した。同協定は、BSEや口蹄疫(こうていえき)など動物の病気の管理を強化し、安全な取引を促進するため、検疫に関する協力などを定めている。