( 307281 )  2025/07/14 04:00:23  
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大阪・ヨドバシカメラ前で立憲民主党の野田佳彦代表(左)と街頭演説を行った辻元清美代表代行(撮影・松浦隆司) 

 

 参院選投票日(20日)を1週間後に控え、最後の日曜日となった13日、各党は街頭で、懸命の訴えを繰り広げた。 

 

 立憲民主党の辻元清美代表代行は大阪・ヨドバシカメラ前で野田佳彦代表らと街頭演説。石破茂首相がトランプ米政権との関税交渉について「国益をかけた戦いだ。なめられてたまるか」発言したことに言及し、「国民をなめきっているのは石破さん、あなた」とバッサリ切り捨てた。 

 

 辻元氏は参院選の争点を「無策の自民党か、具体的な財源を裏付け示し、物価高政策や農業政策の立憲かを選んでいただく選挙と思っている」と訴えた。 

 

 「自民党は2万円を配ることと備蓄米を配ることだけやないですか」と痛烈に批判し、自民党などの2万円の現金給付策について「石破さんはちょっと前、官邸に自民党の1年生議員を呼んで、10万円の商品券を配っていた。身内の自民党の議員には10万円を配って、国民には2万円を配るんですか」と“辻元節”をさく裂させ、「この2点でアウトじゃないですか」と舌鋒(ぜっぽう)鋭く、言い放った。 

 

 さらに「なめられてたまるかと言ってるけど、国民をなめきっているのは石破さん、あなたじゃないですか」と一刀両断に吐き捨てるように言った。 

 

 自民党の鶴保庸介参院議員の「運のいいことに能登で地震があった」発言などにも言及し、「次から次に自民党は国民をなめきっているんじゃないですか」と重ねて批判した。 

 

 

 
 

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