( 308044 )  2025/07/17 03:12:21  
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自民党の石破茂総裁が大阪で新人候補の応援演説をしたが、青山繁晴府連会長は同席せず別の場所で演説。

青山氏は石破氏の来阪に反対し、自身の演説時に「石破政権の政策に批判が集まっている」と言及。

また、彼は「票を増やすためには自分が行く方が良い」と述べた。

府連幹部は、石破氏の演説に会長が不在なのは異例だと指摘した。

(要約)

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応援演説をする自民党の石破茂総裁=大阪市中央区で2025年7月16日午後0時28分、前田梨里子撮影 

 

 自民党の石破茂総裁が16日正午すぎに大阪市内で党公認の新人候補の応援のため街頭演説した際、自民府連会長の青山繁晴参院議員が同席しなかった。青山氏は毎日新聞の取材に応じ、同じ時間帯には別の場所で演説をしていたと明らかにした。石破氏が選挙期間中に来阪することに反対だったと説明している。 

 

 青山氏は同日午後6時ごろ、大阪府守口市内で街頭演説した際に「公示前から総理は大阪で遊説したいとおっしゃり、私は真っ正面から反対した」と述べた。そして「増税があって減税がない石破政権の政策と、中国に甘い政策が自由民主党の支持層の批判を招いている。遊説においでになって票が戻るんですか」と批判した。 

 

 毎日新聞の取材に対し、青山氏は、石破氏の街頭演説に同席せず別の場所で演説をした行動について「このほうが票は増える。(票が)公明党や参政党に行っている」と述べた。 

 

 ある府連幹部は「総裁が来ている演説会に府連会長が来ないのは異例だ。本来は出るべきだ」と苦言を呈した。【長沼辰哉、高良駿輔】 

 

 

 
 

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