人気ラッパーのAK－69が参院選に向けて投票を呼びかける動画を公開しました。

彼は日本の経済停滞や政治への無関心が問題であり、自分で考えて投票することの重要性を強調しました。

政治的な問題は私たちの日常生活に影響を及ぼしているため、関心を持ち討論することが必要であると述べています。

最後に、投票しない限り状況は変わらないと訴えました。

（要約）

AK－69（2024年12月撮影） 

　人気ラッパーのAK－69が17日までにスタッフ公式X（旧ツイッター）に動画をアップし、参院選（20日投開票）への投票を呼びかけた。 

　AK－69は参院選について「絶対に投票行かなきゃいけないから。なんでかって言ったら、『政治に無関心』とかでは、もう済まない」と切り出した。「どこに入れたらいいかわからない」といった声に、「その気持ち、めっちゃわかるよ。俺だって、どこに投票しようかっていろいろ考えるけど、正直、その人たちが裏で何やってるかとかまではわからない。だから『本当の正解はこれです』ってみんなに伝えたいけど伝えられない部分もある」とした上で、「みんながみんな、自分で考えなきゃいけないのよ」とうながした。 

　続けて「だって30年間、経済成長していない国、日本。外国でどうやって日本について教わっているか知ってる？」と問いかけ、「『日本は政治によってダメになった国』だって普通に学校で習う。でもこれ、その通りなのよ。みんなが今、日本に不満が無いんだったら別に無関心でもいいよ。でもいろいろあるんじゃない？消費税だったりとかもそうだし、奨学金のことだってそうだし、賃金が上がらない、物価が高騰している、いろんなことがあるよ。それ全部、政治が関わってるから」と説明した。 

　また、「日本に『野球と政治の話はするな』っていう有名なセリフがあるけど、マジで馬鹿げてるから。自分が好きな政党、その政党が考える政策、そういうことを話し合わないからこんな状況になってるんだよ。話し合わないと。意見交換することで政治が変わってくるんだから」と政治について関心を持ち、話し合ったり発信する意義についても言及。「Jリーグや野球とか興味ない人でも日本代表戦になったらめちゃくちゃ盛り上がるじゃん？今回の選挙、日本代表を決める選挙だと思った方がいいよ。日本国内のこともそう、世界と渡り合っていくためにもそう」と例えを交えて強調し、「投票しなかったら絶対に変わらないから。変えたいんだったら絶対に投票しなきゃ」と訴えた。