岐阜県警大垣署は、14歳の男子中学生を無免許運転とひき逃げの疑いで逮捕した。

彼は17日午後、大垣市で無免許で軽ワゴン車を運転し、ガードパイプに衝突。

その結果、同乗していた10代の女性に重傷を負わせ、車を放置して逃走した。

中学生も軽傷で、容疑を認めている。

事前に母親が行方不明届を出しており、事故発生前にパトカーが追跡を試みたが断念していた。

事故には6人が関与していた。

（要約）

岐阜県警察本部 

　岐阜県警大垣署は１８日、同県大垣市の男子中学生（１４）を自動車運転死傷行為処罰法違反（無免許過失運転致傷）と道路交通法違反（ひき逃げ）の疑いで逮捕した。 

　発表によると、男子中学生は１７日午後６時４０分頃、大垣市河間町の市道三差路で、無免許で軽ワゴン車を運転し、ガードパイプに衝突。同乗する１０歳代女性に前頭部骨折の重傷、女子中学生に軽傷を負わせ、車を放置して逃げた疑い。男子中学生も軽傷で、容疑を認めているという。 

　同署によると、男子中学生の母親から同日、「息子が家を出て行った。私の車がなくなっている」と行方不明届が出ていた。事故の約５分前、覆面パトカーが走行中の軽ワゴン車を発見し、約１・５キロ先で追跡を断念。さらに約１・４キロ先で事故が起きた。別の男子中学生１人、女子中学生２人を含む計６人が乗っていた。