( 309206 )  2025/07/20 08:48:23  
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自民党の石破茂総裁 

 

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が18日放送のBS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)に出演し、参院選(20日投開票)で苦戦が伝えられる自民党に言及した。 

 

 各社の終盤情勢調査では与党の苦戦が目立ち、非改選を含む過半数(125議席)維持は微妙。特に自民党は保守票が参政党や国民民主党などに流出し、序盤に比べて苦戦の度合いが日に日に大きくなっているという。 

 

 田崎氏は「いつの選挙でも選挙期間に入ると自民党の支持率は少しずつ落ちていく」と傾向を説明。理由について「選挙に入る前までは自民党や公明党あるいは総理大臣とか政権側のニュースが圧倒的に多い。それが選挙期間に入ると各党平等に扱われて、今回だと自民、公明の2つの政党に対して批判する政党が8党出ている。8党の声も同時に届くわけでそうすると有権者は“こういうこともあるんだ”と気付いて自民党支持率は徐々に落ちていくもの」と選挙期間中は露出の減少が支持率低下につながるものだとした。 

 

 そうはあっても「今回は落ち方がより激しい」と田崎氏。「理由は2つ考えられて、参政党の伸びと、もう1つは選挙期間中にあってはならない失言があったと。鶴保さんの“運がいい”という発言ね。その2つの要素で自民党の悪化のスピードが早まっている気がする」と推測し、参院予算委員長を辞任した鶴保庸介氏の能登半島地震を巡る失言が情勢悪化に大きな影響を及ぼしていると指摘した。 

 

 

 
 

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