( 309636 )  2025/07/22 04:52:50  
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斉藤健一郎参院議員(左)とともに開票を見守る立花孝志氏=神戸市内 

 

 参院選が20日、党開票され、政治団体・NHK党は選挙区、比例代表ともに政党要件となる2%以上の得票率を得られず、国政政党返り咲きはならなかった。 

 

 参院兵庫選挙区に立候補した党首で元職の立花孝志氏(57)をはじめ、全45選挙区に候補者を立てた。比例代表には、改選を迎えた現職の浜田聡氏(48)と新人の福永活也氏(44)、川崎貴浩氏(33)を擁立した。 

 

 立花氏は、選挙戦で兵庫県の斎藤元彦知事(47)支持をアピール。斎藤氏への告発文書問題に端を発した兵庫県の問題をクローズアップし、兵庫県知事選で斎藤氏に投票した層に支持を求めたが、及ばなかった。 

 

 浜田氏は、比例の個人別得票で33万票以上を集めたが、落選した。 

 

 立花氏は21日朝、神戸市内に設けられたNHK党の開票センターで「私の不徳というか、力及ばず。ただ、せっかく伸びてきているので、そんなに慌てなくてもいいかな、という気はしています。認められていないとは思っていない。上がってきている感がすごい。6年前も3年前も、確かに2%超えて当選はしたが、その時よりも強くなっている。これからも『悪いヤツらを許さない』という精神と、弱者を救済していくっていう気持ちでブレずにやっていけば、評価されると思っている」と述べた。 

 

 兵庫選挙区での落選が確実になった後、立花氏は「引退はせずに、政治家はこのまま継続する。特に兵庫県を中心にやっていくということになる」と政治家を継続する意向を示し、次期兵庫県議選への出馬も示唆している。「(選挙戦最終日の)明石の駅前に集まっていただいた方々のエネルギーをいただいて、政治家をやめないという僕の信念を形成した方が大きい。必ず、我々の言うことが評価される時が来る。それまで焦らず行きましょう」と呼びかけた。 

 

 浜田氏は21日、自信のX(旧ツイッター)で「約30万票もいただいたことに大きな勇気をもらいました。オールドメディアとの対峙等、今後も他の政治家が避ける重要な課題に挑戦します。これまでよりも組織力強化を意識して再起を目指します」とした。 

 

(よろず~ニュース・杉田 康人) 

 

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