( 309899 ) 2025/07/23 04:31:30 1 00 20日に投票が行われた参院選で、石丸伸二氏が代表を務める政治団体「再生の道」は、東京選挙区の候補1人と比例代表の候補9人の計10人全員が落選した。 |
( 309901 ) 2025/07/23 04:31:30 0 00 会見に出席する石丸伸二氏(撮影・高橋洋平)
20日投開票の参院選で、石丸伸二代表(42)が立ち上げた政治団体「再生の道」が擁立した、東京選挙区1人、比例9人の全10人の候補者が落選し、議席を獲得できなかった。
今回出馬しなかった石丸氏は20日、ニコニコ生放送「【参院選2025】ひろゆき参戦! 開票特番LIVE党首インタビュー・選挙速報の裏側まで解説」に生出演。昨年7月の都知事選で約165万票を集めて2位に入った“石丸旋風”について聞かれる一幕があった。
石丸氏は「今回、再生の道として参院選に臨むに際して、議席の数はたくさんは望めないという現実は一応見ていたつもりです。その中でできるだけのことは尽くした。結果は結果なので、受け止めるだけという思い」と切り出した。
進行を務めた夏野剛氏から「何で参政党はここまで議席を伸ばしたのか?」と質問されると、石丸氏は「世の中にまん延してる不安、不満がその発露を求めた。そこに時代の波ですね。特にネット、SNSというものが作用した。それをうまく…うまくなのか…そこに響くような主張を展開された結果かなと感じています」と述べた。
ノンフィクションライターの石戸諭氏からは「ネット、SNSが作用した、というところで考えると、石丸さんもネット、SNSの作用の仕方に関してはある意味で、東京都知事選以降は注目されてきました。人によっては、その道の第一人者というか。そういうところから票を切り開いていくという意味では、第一人者的にやってきたところもあると思うんですけども。今回、石丸さんにその風が吹かなかった、あるいはネット、SNSの作用というものが、うまく自分のところに持ってくることができなかった。この要因というのはどのように分析していますか」と投げかけられた。
石丸氏は「これは都知事選の直後の振り返りで何回かは言及してはいるんですが、私がことさらその力を使った、駆使したとは思ってませんでしたし、そうも言ったことはないですね」と返答。続けて「メディアの方とかが、そう評したのは知っているんですけど。そのような意味で今回も、昨年と同じような選挙運動を展開してますので。『再生の道』の中の差分ではなく、外部環境の変化、という認識でいます」と語った。
石丸氏は昨年7月の都知事選で地道な街頭演説に加え、SNSを駆使した選挙戦術で165万票を獲得して2位と躍進。一躍「石丸旋風」と呼ばれた。今年1月に地域政党「再生の道」を立ち上げ、6月の都議選に向けて候補者を公募。受験者1128人に対して3回の試験を実施し、最終面接をYouTubeで公開した上で42人を擁立したが、全員が落選。今回、参院選で落選した候補者10人も公募した1128人から選ばれていた。
石丸氏は参院選をめぐる今月1日の会見で「教育への投資を優先し、持続可能な社会を構築する」とし「教育を最優先」という1テーマ、シングルイシューで戦うことを発表。目標については「今年7月の参院選を経て国政政党の要件を満たす」としていた。
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