( 309911 )  2025/07/23 04:43:02  
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山尾志桜里氏(2025年7月撮影) 

 

 国民民主党の公認内定が取り消された後、離党し無所属で東京選挙区(改選7)に立候補して落選した、元衆院議員の山尾志桜里氏(50)が21日配信のABEMA報道番組「Abema Prime(アベプラ)」に出演。公認取り消しについて振り返った。 

 

 山尾氏は参院選について「出馬を決めた7月1日で20日間の選挙戦となり、見て、聞いて、話すみたいな3回ぐらいタッチポイントがないと人の心って動かない。そのタッチポイントが上滑りの状態で3週間が終わってしまった」と敗因を分析。国民民主党の公認が取り消されたことについては「それは、全く違う選挙になりましたので。国民民主で出ていれば受かったかもしれないし、でも何が起きるか分からない」と冷静にコメントした。 

 

 一方で、ジャーナリスト堀潤氏からは「評判としては選挙期間が進むにつれ、山尾さんの演説がいい、という評判が広がっていって」とコメントされ、「ありがとうございます」と感謝。堀氏は「国民民主で声かけておいて、いざ公認しませんという時に幹事長もいなければ代表もいない、みたいな。たった1人で会見を背負わせる、みたいなことは、今、国民民主は躍進しているけど、そこはなんで説明責任を果たさなかったのか、というのはシビアに見続けないといけない。じゃないと、仲間を守れない人は国民を守れない」と国民民主党の対応を疑問視した。 

 

 あらためて国民民主党への思いを聞かれた山尾氏は「今回の国民民主党の取り消しって、特に女性候補者に対する政党の扱いの問題というのを、すごく浮き彫りにしたんじゃないかな、と思っていて。私自身はそれでも、10年間の人脈も経験も多少なりともあったので、取り消しの後で全部自分で説明もしたし、仲間もいたので、何とか無所属の戦いを進めることができて。やっぱり、あのまま終わってしまうと『選挙が怖くてさわれない』という、『恐ろしくてたまらん』という、特に女性の挑戦者とか、考えている人から、いっぱいメッセージをもらったので、それもひとつあります。このまま終われない、っていう。受かる受からないは別にしても、再起する、その姿をポジティブに見せたいと思ったので、それはできたかなと思っています」と持論を述べた。 

 

 

 
 

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