( 309926 )  2025/07/23 04:59:31  
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河野太郎氏 

 

 自民党の河野太郎前デジタル相(62)が22日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演。参院選で自民党が大敗したことを受け、今後の経済への影響について語った。 

 

 番組では、参院選の結果が経済に与える影響について、トークを展開。今回、選挙の争点の一つだった物価高対策で、野党各党は消費減税や廃止、食料品限定の0%への引き下げなどを公約に掲げた。一方で自公両党は、消費税が社会保障の財源であることから「無責任だ」として野党を批判。しかし、参院選での結果から、野党の声にも耳を傾けざるを得ない状況となった。 

 

 選挙結果を受けて河野氏は、「野党が優勢になりましたから、野党が消費税に関する統一案を国会に提出すれば通すことができますから、そういう意味で今は野党側にボールがある」と現状を受け止めた。 

 

 その上で、消費税減税について「減税を実施して、給付を行えば、財政には大きな穴が空く。そうなれば給付は難しくなり、どのような形で減税を実施するのかが課題になる」と述べた。 

 

 ただ「いずれにしろ財源が限られた中で(減税が進めば)円安につながりかねない。さらなる物価高につながる恐れもある。そうした意味で、日本経済に与える影響はネガティブなものになる可能性がある」と見解を示した。 

 

 

 
 

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