立花孝志氏は、政治団体「NHK党」の党首として、政界引退宣言を撤回したことをYouTubeで発表しました。

6月8日に「参議院選挙でNHK党が国政政党に復帰できず、自身が兵庫県選挙区で落選した場合には辞める」と宣言していましたが、その後「政治家を辞めるのは無責任」との思いから、宣言を覆しました。

立花氏は今後、兵庫県での活動を予定しており、2年後の県議会議員選挙に挑戦する意向を示しています。

また、党からも優秀な仲間を選挙に送り出す計画を語っています。

（要約）

立花孝志氏 

　政治団体「NHK党」の立花孝志党首（57）が24日までに公式YouTubeチャンネルを更新。政界引退宣言を撤回し、今後について言及した。 

　立花氏は6月8日に公式X（旧ツイッター）を通じ「来月行われる参議院選挙で、NHK党が国政政党に復帰できない場合かつ、立花が兵庫県選挙区で落選した場合もやめます」とし目標を達成できなかった場合、政界を引退すると宣言。結果として、NHK党は国政政党に復帰できず、立花氏も落選していた。 

　しかし、この動画では「このまま政治家を辞めるのは、それこそ無責任だと思っています」とし、宣言を撤回。「応援していただける方がいる以上は、政治家としての役割を全うしていかなければいけないと思いますし。お金を貸していただいている方々がいるのに、僕が逃げ出すわけにはいかないです」とした。 

　今後については「ここは六本木なんですが来月、遅くとも9月までには引き払って、兵庫県の方で活動していこうと思っています。そして私は2年後の兵庫県の県議会議員選挙に挑戦すると。また我々の党から、優秀な仲間を兵庫県の県議会議員選挙にどんどん送り出していく」と語っていた。