( 310716 )  2025/07/26 04:08:02  
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参政党の神谷代表(左)とさや氏(右) ©時事通信社 

 

 参政党のさや氏(43)が結婚していたという事実を 「週刊文春」(7月31日号) が報じたことをきっかけに、SNS上では多様な意見が飛び交っている。 

 

 さや氏は、7月20日投開票の参議院選挙で東京選挙区に立候補。現職の自民党・武見敬三氏や立憲民主党・奥村政佳氏を抑え、元スポーツ庁長官の鈴木大地氏(自民)に次ぐ2位で当選を果たした。 

 

 今回の選挙では、候補者名を平仮名2文字で通したことも注目を集めていた。 

 

「選挙では本名より広く知られている場合に限り、通名の使用が認められている。さや氏の場合、『saya』の芸名で歌手活動を行ってきた実績があるため、通名使用が認められたのでしょう」(参政党関係者) 

 

 7月23日、「週刊文春 電子版」で当該記事が公開されると、参政党は公式HPを通じて、さや氏の本名が「塩入清香」であることを公表した。これまで本名を明かしてこなかった理由については、次のように説明している。 

 

〈本人の家族の健康状態を考慮し、これまで本名の公表を控えさせていただいておりました。家族は重い心臓疾患を抱えており、選挙期間中に想定される取材や過度な関心が、心身の負担となることを強く懸念しておりました。 

 

 しかしながら、今回当選という結果を受け、当初皆さまにお約束させて頂いたとおり、国会議員としての公的責任を果たすうえで必要不可欠と考え、遅ればせながらこのように正式にご報告させていただく次第です。〉 

 

 この発表を受けて、さや氏のXアカウントにはさまざまな意見が寄せられている。 

 

 その中でも目立つのは、公式HPでの説明に疑問を投げかけるコメントだ。 

 

「なぜ当選翌日に発表しなかったのかな?」 

 

「Xのアカウント名は本名に変更されないのですか?」 

 

「取材云々なら当選後に公表しても取材が押し寄せるのでは?」 

 

 また、参政党が「選択的夫婦別姓」の導入に反対してきたことを踏まえて「夫婦別姓なら家族のプライバシーも守れましたね」とする意見もあった。 

 

 その他には「立候補するけど本名は明かしませんなんてわけわからん」「他の議員も本名を出すべきではないのか?」といった、本名を伏せて立候補できる現行制度自体に疑問を呈する声も目立った。 

 

 候補者のプライバシーと有権者の知る権利、そして選挙制度の在り方について、SNSでは改めて論議が噴出している。さや氏が「塩入清香」としてどのような活動を展開していくのか、今後の動向に注目が集まる。 

 

 ◆◆◆ 

 

 現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および7月24日(木)発売の「週刊文春」では、さや氏がこれまで明かしてこなかった“スター音楽家”の夫の素顔や、結婚前に起きていた「元妻」とのトラブル、さらに彼女を支える2人の男性の存在などを詳しく報じている。 

 

「文春オンライン」編集部 

 

 

 
 

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