( 311536 )  2025/07/29 05:16:34  
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日テレNEWS NNN 

 

自民党は大敗した参議院選挙を総括する両院議員懇談会を開き、議員らから石破総理大臣の辞任を求める意見が相次ぎました。ただ、石破総理は終了後、続投する考えに変わりはないと明言しました。 

 

およそ4時間半に及んだ懇談会には236人の議員が出席し、64人が発言しました。石破総理は冒頭、日米の関税交渉の合意を確実に実行することなどを理由に続投への意欲を示し、理解を求めましたが、その後の非公開の議論では、出席者から辞任を求める声が相次いだということです。 

 

自民党・山田宏議員「やはり即時退陣すべきことなんだという話をいたしました。事実上のリコールを求めた、署名運動を広げる」 

 

自民党・小林鷹之議員「組織のトップとしての責任の取り方について、しっかり考えて頂きたいということを伝えさせて頂きました」 

 

自民党・笹川博義議員「総裁1人の責任ではないことはみんな承知をしているが、やはり組織のトップとして(辞任すべき)というご意見もあった」 

 

自民党・船田元議員「私含めて続投してほしいという人も5~6人はいた。石破総理のもとで一度落ち着いて、自民党の結束を確認すべきという意見もありました」 

 

ただ懇談会後、石破総理は続投する考えに変わりはないと改めて明言しました。 

 

石破総理「国民世論と我が党の考え方、これが一致をすることが大事であると思ってます。そういうことも総合的に踏まえて適切に判断したい」 

 

――続投方針に変わりはないか 

 

石破総理「ございません。それは果たすべき責任を果たしていきたいということでございます」 

 

一方、森山幹事長は懇談会で、参院選の総括を来月とりまとめた上で、「自らの責任について明らかにしていく」と述べ、辞任の可能性を示唆しています。 

 

また、中堅・若手議員らが石破総理の進退を問うために議決権のある「両院議員総会」の開催を求めていますが、森山幹事長は開催する方向で、29日の役員会で議論すると明らかにしました。 

 

 

 
 

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