奈良市議選に初当選したへずまりゅう氏が、ツイッターで自分と家族への殺害予告を受けたことを公表した。

告知によると、「近日中に包丁で殺す」という内容のメールが奈良市議会宛に届いたとのことで、警察に通報している。

へずまりゅう氏は、選挙戦で奈良公園のシカの保護活動やメガソーラー建設反対を訴え、SNSを利用して支持を集めた。

選挙後すぐの危険な状況に驚き、居場所を控えると述べている。

（要約）

へずまりゅう氏 

　奈良市議選に無所属で出馬し初当選を果たしたへずまりゅう氏（34）が31日、自身の公式X（旧ツイッター）を更新。市議会宛に、自身と家族への殺害予告が届いたことを公表した。 

　「【緊急】殺害予告をされました。本日、奈良市議会議会宛に『近日中にへずまりゅうと家族を包丁で◯すぞ』とメールが届きました」と公表。 

　「9時と10時で2回届いており偽りで東京の会社を名乗っている可能性があります。市が警察に連絡しており非常に危険なのでしばらく居場所を控えます。申し訳ございません」と既に警察に連絡していることも明かした。 

　へずまりゅう氏は、20日投開票の奈良市議選（定数39）に無所属で初出馬して初当選を果たしたばかり。55人が立候補した選挙で、自身が取り組む奈良公園でのシカの保護活動をアピール。SNSでの高い知名度を生かして支持を得た。選挙戦では大規模太陽光発電所（メガソーラー）建設反対や、奈良公園へのごみ箱や防犯カメラの設置なども訴えた。