( 312632 ) 2025/08/02 05:10:10 0 00 初登院し、福島瑞穂党首(右)から花束を受け取る社民党のサラール石井氏(撮影・中山知子)
7月の参院選比例代表で初当選した社民党のラサール石井氏は1日、臨時国会召集を受けて初登院した際、先日自身のX(旧ツイッター)に、石破茂首相の続投を支持する投稿をしたことをめぐり、自身の思いについて語った。
ラサール氏は7月23日の投稿で、石破首相の退陣の可能性を報じた一部報道を引用しながら「世論誘導だろう。首相はまだ決断していないのでは」などと記し「答弁はメモを読まず、沖縄には追悼し、戦争はおきてはならぬと主張する。ここ最近の自民党の首相では1番まとも」と、つづっていた。
自民党内では依然、石破首相への退陣圧力が強いが、ラサール氏はこの日、あらためて報道陣に投稿に関して問われ「石破さんが辞めてしまうと、次に何かちょっと思わしくない極右な政権ができてしまう可能性が高いので、それは避けたい。もう少し頑張っていただきたい」と述べ、野党議員ながらあらためてエールを送った。
その上で「私としては、戦後80年談話、広島、長崎のスピーチを今までのようなカットアンドペーストのような同じ文言ではない、石破さんらしいところをみせていただきたいという思い(でつづった)」と説明した。
社民党を崖っぷちから救う形となったラサール氏の初登院には、福島瑞穂党首も同行し、花束贈呈のセレモニーも。ラサール氏は、期待の大きさについて「今までもいろんな記者会見をやってきましたが、過去最高のカメラの数。これは重責なんだなとひしひしと感じています」と述べた。6年の任期中の目標について「国民の生活が少しでも良くなってみんなが明るく暮らせるように、学生さんの奨学金の問題とか、お金のことをあまり心配せず少しでも気持ちが明るくなるような社会をつくっていきたい。少しでも前に進めたい」と述べた。
手には、ミニチュアサイズの黒のランドセル。「芸能界は長いですが、ピカピカの1年生」だから、と理由を語った。
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