( 313671 )  2025/08/06 03:22:41  
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群馬県伊勢崎市で5日に41.8度という国内史上最高気温が観測され、極端な暑さが影響し飲食店の客足が減少している。

市民からは「外気がドライヤーのよう」との不満の声も上がり、職場を訪れた会社員や飲食店のオーナーたちも影響を感じている。

特に、かき氷店や日本そば店では客数が例年より大幅に減少し、プールも普段より人出が少ない状況となっている。

暑さが日常生活に大きな影響を及ぼしている様子が伝わっている。

(要約)

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国内統計史上最高気温となる41・8度を観測した群馬県伊勢崎市の伊勢崎駅前に表示された気温=5日午後 

 

 国内統計史上最高気温の41.8度を5日に観測した群馬県伊勢崎市。 

 

 極めて厳しい暑さのためか、飲食店の客の入りは少なく、市民などからは「足が熱い」「外気がドライヤーのよう」などの嘆きが聞かれた。 

 

 仕事で同市を訪れていた埼玉県本庄市の会社員松永喬さん(48)は「今までにないくらい足が熱い」と険しい表情。「最近は外出時も自宅のエアコンを付けっぱなしだ」と笑いながら話した。 

 

 伊勢崎市のかき氷店「上武」を営む福田景晴さん(58)は「あまりの暑さに客足が遠のいている」とこぼす。同店には午後4時時点で20人ほどしか客は訪れておらず、例年のこの時期と比べてかなり少ないという。「外気がドライヤーのよう。暑すぎるとみんな家から出ない」と店にとっては痛手だ。 

 

 日本そば店「あやめや」を営む金子泰明さん(49)は「暑さのためか客の流れがいつもと違う」と酷暑の影響を感じている様子。客は通常よりやや少なく、ほとんどが冷たいそばを注文した。 

 

 屋外プール施設の「境プール」で管理責任者を務める和田光彰さん(53)は「暑くて外に出ないのか、普段の平日に比べてお客さんは少ない」と話す。プールサイドははだしで歩けないほど熱く、冷房が効く室内でも暑さを感じるという。和田さんはプールで遊ぶ子どもたちを見ながら「水が気持ちよさそう」とうらやましそうに話した。  

 

 

 
 

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