( 313783 )  2025/08/06 05:30:26  
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宮沢洋一税調会長 

 

 自民党の税制調査会は5日、党本部で幹部会合(インナー)を開き、ガソリン税の暫定税率を廃止するには、代替財源の確保が必要だとの認識を共有した。 

 

 会合後、宮沢洋一税調会長は記者団に対し、「恒久的に減税するなら、来年度以降の財源も(どう確保するのか)結論に達しなければいけない」と強調した。会合では、出席者から「野党にも(財源確保のために)汗をかいてもらうべきだ」といった意見が出たという。 

 

 野党はガソリン1リットル当たり10円を支給している補助金を段階的に引き上げた上で、暫定税率を廃止する案を示している。宮沢氏は野党案について「補正予算(の必要性)も出てくるかもしれず、野党の考えを聞かなければいけない」と述べ、賛否の明言を避けた。 

 

 

 
 

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