( 313983 ) 2025/08/07 03:46:41 0 00 地域政党「再生の道」の石丸伸二代表(安元雄太撮影)
地域政党「再生の道」が6月の東京都議選に擁立した候補者の離党が相次いでいる。石丸伸二代表は1月に再生の道を設立し、1128人が都議選の公募に応じ、書類選考や面接を経て42人に絞り込んだが、全員が落選した。再生の道は7月の参院選も選挙区に1人、比例代表に9人を擁立したが、議席ゼロに終わるなど苦戦が続いている。
「『再生の道』を卒業することに致しました。党員としての活動は一旦区切りをつけさせていただきます」
都議選練馬区選挙区で落選した上間貴子氏は4日、X(旧ツイッター)にこう投稿し、石丸氏や再生の道のメンバーに謝意を伝えた上で、医師として本業に専念する考えを報告した。
北多摩第2選挙区で落選した土田浩史氏も2日、Xで「ビジネスに集中するために再生の道メンバーから外れています」と書き込んだ。八王子市選挙区で落選した須浪薫氏は7月28日に「リスタートの概要!」と投稿し、無所属で香川県か徳島県で行われる地方選に立候補する考えを示した。
世田谷区選挙区で落選した鳥海彩氏は6月24日、Xで「次のステップに移ろうと思います。再生の道ではなく、フリーとなりいろいろなチャンスを待って活動していこうと思います」と明かした。
無所属で活動する理由について、「石丸氏の一部のファンの方からのバッシングが精神衛生的にマイナスであること」などを挙げた。
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