( 314608 )  2025/08/09 04:51:49  
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佐藤正久氏(2009年撮影) 

 

 先月の参院選で落選した自民党の“ヒゲの隊長”こと佐藤正久前参院議員(64)が8日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演し、同党が大敗した理由を分析した。 

 

 比例代表で4期目を目指すも12万7619票で次点に。佐藤氏は「(支持者に)お世話になりましたと電話、メールをしているが、4分の1弱が“選挙区は自民党じゃないところに入れました。2枚目(比例代表)は佐藤さんに入れました”と。こんな選挙は初めて」と振り返り、「今まで私に入れてきた方は、1枚目も2枚目も自民党じゃないって方はもっといると思う」と語った。 

 

 「自民党に対して入れたくないということ。“佐藤さんが自民党じゃなかったら入れたのに”と街頭でも言われた」と明かし、「一番感じたのは、自民党が何をやりたい政党か分からないと。オワコンっていうことも言われた。終わったコンテンツと。そこまで面と向かって言われた」と苦笑いで振り返る。 

 

 「第2次安倍政権の頃は“日本を取り戻す”と保守回帰のような旗を掲げて戦ってグッと勢いがあってワクワク感があったと。ところが安倍さんの後はLGBT法案や夫婦別氏、外交の問題とかあって自民党はリベラルで媚中で外国人に甘くて日本人に厳しい、しがらみ政党、オールド政党ということを言われた」と自民党支持者から言われたという言葉を回顧。 

 

 自民党を総合商社に例えて「一方で日本人ファーストとか手取りを増やすという専門店のような政党は分かりやすい」とし、「自民党が何をやりたいんですかという部分は今まで以上に分からない」と分析した。 

 

 

 
 

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