( 315668 ) 2025/08/13 03:55:49 0 00 高市早苗氏
自民党の高市早苗前経済安保担当相(64)が12日、自身のXを更新し、弁護士の橋下徹氏による離党提案に長文で反論した。
石破茂政権で自民党内のリベラル化が指摘される中、高市氏は保守的な立場を貫いている。
そんな高市氏や自民の未来について、橋下氏は10日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で言及した。中国に対する高市氏の強硬な言動を指摘した上で、「自民党が割れるのには大賛成。自民が保守なのかリベラルなのかがごちゃごちゃになってるから。今までは幅広くやってきたのが良かったんですけど」と述べ、ポイントとして保守派の高市早苗氏が「覚悟を持って自民党を割って出られるかだ」と見通した。
こうした投稿に、高市氏は真っ向反論。「ここではっきりと申し上げますが、勿論、「やんない」です!いわゆるバリバリの「親中派」以外は自民党を出ていけ…と言われているに等しい話ですから」と、橋下氏の主張に異議を唱えた。
自民党所属議員として、支部長や広報本部長、政調会長など、党内で歴任。「いずれも「常に進歩を目指す保守政党」という自民党の『綱領』に基づく内容の公約で、その3回の選挙では勝利しています」を実績を挙げた。
その上で、「橋下氏の御指摘のように、今の自民党が保守とリベラルでごちゃごちゃになっているから割れるべきだとは、私は思いません」と主張。「国民の皆様の幅広いお声に耳を傾けつつ、具体的な政策を構築できる豊かな専門知識を持つ国会議員の層の厚さは、私が誇らしく思っている自民党の特長です」と、離党の意思がないことを伝えた。
7月の参院選で、自民は民意の厳しい反発を受けて大敗。昨年の衆院選、今年6月の東京都議選に続く惨敗で、党の屋台骨は揺らいでいる。
高市氏は「昨秋の衆議院選挙と今夏の参院選選挙で示された国民の皆様の厳しい審判を、真摯に受け止めています」と反省。それでも、「自民党の原点を見つめ直しつつ、国民の皆様の命と暮らしを守り、力強く経済成長を続ける日本と強靭な国土を次世代に贈るべく、自民党の中でしっかりと働いてまいります」と、あくまで自民党の一員としての立て直しを誓った。
反論文書は1055文字に及ぶ長文だった。
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