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アニメ制作市場、2024年は3621億円 過去最高を更新 元請制作の6割が「業績悪化」、アニメーター不足が顕在化

帝国データバンク 8/15(金) 10:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bee9936ea8eb662345ea3c8d2af9c284ed6e4b8d

 

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2024年のアニメ制作業界は、市場規模が3621億4200万円と過去最高を記録したが、制作コストの高騰や人件費の増加、人材不足による制作遅延により、利益を上げられない「利益なき繁忙」の状態に陥っている。

特に元請制作会社は制作本数を増やしつつも、制作コストの上昇が売上高の増加に追いつかず、減益または赤字となるケースが増加している。

一方、専門スタジオではわずかに業績が好調で、新たな引き合いも見られるが、こちらも人材不足が深刻な問題として影響を及ぼしている。

さらに、アニメーターの労働環境の改善が急務となっている。

2025年に向けては、アニメ制作の需要は続くものの、その持続可能な成長には取引環境の整備と労働条件の改善が不可欠である。

 

 

(要約)

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7月18日から公開が始まった「鬼滅の刃 無限城編」(写真=都内映画館) 

 

 2024年(1~12月期決算)におけるアニメ制作業界の市場規模(事業者売上高ベース)は、前年(3482億6000万円)を4.0%上回る3621億4200万円となった。前年からの伸び率は2023年(24.7%増)を下回ったものの、市場規模は過去最高を更新した。 

 

 テレビ・映画・動画配信サービスなど複数のプラットフォームでアニメ制作需要が旺盛だったほか、元請制作では二次利用を含むライセンス(IP)事業が好調で、多くの制作会社が増収または前年並みの売上高を維持した。連続クールで制作する大型アニメ作品、ヒット作品に関連する制作会社では、売上高が大幅に増加し、市場規模を大きく押し上げる要因となった。 

 

 2025年も引き続きアニメ制作の引き合いが強く、制作市場全体の活況状態は維持されるものとみられる。現状の業績ペースで推移した場合、2025年のアニメ制作市場は2024年を上回ることが予想され、制作市場として初となる4000億円への到達も想定される。 

 

アニメ制作市場 推移 

 

 業績動向では、全体で「増収」(37.2%)は2022年をピークに低下が続いた一方、「前年並み(横ばい)」(41.8%)は4割を超えた。また、「減収」(20.9%)は前年(27.7%)から6.8pt低下し、減収割合は集計可能な2001年以降で最小だった。損益面では、「増益」となった企業が42.9%を占め、3年連続で4割以上の制作会社が増益となったものの、割合は縮小傾向が続いた。「赤字」は33.9%となり、コロナ禍以降の5年間では最少となった。 

 

 2024年の制作会社1社当たり平均売上(収入)高は12億3200万円だった。コロナ禍による制作遅延などを背景に一旦は減少に転じたものの、2021年以降4年連続で増加し、集計可能な2000年以降で最高を更新した。「元請・グロス請」で増加が顕著な一方、下請となる「専門スタジオ」では小幅の伸びにとどまるなど制作態様によって格差もあるものの、全体では売上高の増加傾向が続いた。 

 

 

アニメ制作会社全体の売上高・損益動向 

 

 制作態様別に平均売上高をみると、直接制作を受託・完成させる能力を持つ「元請・グロス請」では、2024年の平均売上高は27億4900万円で、前年(25億6300万円)を約1億8600万円上回って4年連続の増加となり、過去最高を更新した。業績動向では、「増収」が前年比1.6pt減の45.1%、「減収」は同8.7pt減の26.5%となった。「前年並み」は28.4%と、前年(18.1%)を大幅に上回った。 

 

 損益面では、「増益」が40.0%となり、2005年以来18年ぶりに5割を超えた前年から一転して大幅に低下した。他方、利益を減らした「減益」は前年比5.2pt増の25.5%、「赤字」は同9.5pt増の34.5%となり、赤字と減益を合わせた「業績悪化」の割合は60.0%を占め、2021年以来、3年ぶりに6割台を記録した。総じて、元請・グロス請では売上高の伸びを上回る制作コスト高に直面し、収益力が大幅に悪化した。 

 

 元請・グロス請では、旺盛なアニメ制作需要を背景に制作本数が増加し、テレビアニメを中心とした従来の制作収入に加えて、VODサービスを経由した過去作品の配信、リバイバル、キャラクター等の二次利用による版権(IP)収入が安定的に寄与し、増収となったケースが多かった。特に、人気シリーズの劇場版が大ヒットとなった制作会社では、配給収入を含む版権収入で大幅な増収がみられたほか、人気コンテンツのIPを保有する中堅以上の元請制作会社では、グッズや配給収入などが入り始めたことで業績が安定化するといった動きがみられた。また、近年は制作コスト高を背景に製作委員会への価格転嫁に向けた働きかけなども進み、1話あたりの制作単価が上昇したことで売上高が大幅に増加したケースもみられた。 

 

元請・グロス請の動向 

 

 一方で、アニメ作品の供給増に伴い業界全体でアニメーターなどのマンパワー不足がより顕在化したことで制作期間が想定以上に延びた結果、コストが収入を大きく上回る逆ザヤを計上するケースが前年に比べて目立った。制作スケジュールを正常化するため、フリーランスのアニメーターや原画・動画専門スタジオに外注する本数も増えたものの、下請制作でも同様に人材不足で受注可能な事業者が限定的であり、外注コストが高騰した。 

 

 また、制作工程の内製化比率を高めることで収益力改善を目指し、アニメーターの自社雇用が進んだ結果、人件費や増床による賃借料の増加など維持管理コストも膨張し、コスト増のペースが売上高の増加率を大きく上回る形で「減益」「赤字」となる制作会社が多かった。 

 

 

専門スタジオ(下請)の動向 

 

 下請としてアニメ制作に携わる「専門スタジオ」では、2024年の平均売上高は4億3800万円となり、4年連続で前年を上回った。同業態としては、アニメバブル崩壊前後の2007年(4億2200万円)以来、17年ぶりに4億円台に回復した。業績動向では、「増収」は32.8%、「減収」は17.8%となり、「前年並み」(49.4%)が約半数を占め最も多かった。損益面では「増益」が45.6%を占め、過去10年間では2018年(46.8%)に次ぐ高さとなった。「赤字」は33.3%を占め、前年から9.2pt減と大幅に低下した。 

 

 専門スタジオでは、アニメ制作本数の増加に伴い、既存得意先のほか、新たな元請制作からの引き合いも好調で、受注件数が増加する制作会社が目立った。ただ、アニメのデジタル化が進んだことでデジタル作画やコンピュータ・グラフィックス(CG)制作に強みのある制作会社の業況が好調で、アニメ制作で培った制作力を背景に、特に中国・台湾のスマートフォンゲーム業界から受注を増やすケースもみられた。他方、現像など紙ベースの制作会社では業況が悪化するなど、専門分野によって傾向の二極化もみられた。 

 

 損益面では、元請制作会社と同様に人材不足が顕著で、人材確保に向けた給与水準の引き上げや、人員増強による人件費の増加が収益性を大きく押し上げた。また、外注比率の高い専門スタジオでは、国内では人材不足で、海外では円安効果でそれぞれ外注単価が高騰するものの、コスト増分を制作費に価格転嫁しきれず、収益力が低下したケースもみられた。元請制作と異なり、コスト増分をIP収入などでカバーできなかったことが減益・赤字計上の遠因になった。 

 

2024年のアニメ制作業界 業績動向のポイント 

 

 アニメ制作市場規模は過去最高を更新し続ける一方で、制作会社では売上高の増収ペースを上回る制作コストの高騰や人件費の増加、人材不足に伴う制作遅延といった状態が鮮明となり、コスト増を価格へ転嫁できない「利益なき繁忙」状態へ陥りつつある。足元では、受注量を制限して収益性の高い制作案件に注力する動きもあるものの、多くの制作会社がヒット作の有無に左右される不安定な受注環境に置かれているほか、収益力や資金力に乏しい脆弱な経営体質といった中小零細が多い状況は変わりなく、アニメ制作産業の持続的な成長に向けた適正な取引環境の構築が欠かせない。 

 

 また、2024年の日本アニメ制作産業は、依然として低賃金で従事するアニメーターが多く、過度な長期労働や不公正な請負関係、クリエーターの知的財産権侵害など、長年にわたる業界全体の課題が国内のみならず海外からも指摘されるケースが目立った。近年は「労働搾取」によって成り立つ財・サービスを、市場やサプライチェーンから除外する動きが、特に欧米諸国を中心に広がっており、今後こうした課題に改善がみられない場合、グローバルコンテンツから日本アニメが排除される可能性もある。旺盛な海外需要を取り込む日本アニメ産業にとって、今後はアニメーターの「労働問題」が成長を阻害する高いリスク要因になりかねず、賃金面を含めた労働環境の抜本的な改善策が急がれる。 

 

 2020年代後半のアニメ制作業界は、日本アニメがインターネット配信などを通じてグローバルコンテンツ化が進むなか、労働環境の適正化、クオリティ維持や将来世代への技術継承といった課題に対し、どう対応するかが焦点となる。 

 

 

( 316622 )  2025/08/16 06:36:57  
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日本のアニメ業界に関する議論では、以下のような傾向や論調が見られます。

 

 

1. **アニメ作品の過剰生産**: 年間で制作されるアニメ作品が非常に多く、質よりも量を重視する傾向が強まり、優れた作品が埋もれがちであるとの意見が多いです。

特に、1クールあたり70本以上の作品が制作される現状に対して、作品数を制限して質を高めるべきであるという声が上がっています。

 

 

2. **労働環境の厳しさと給料の低さ**: アニメーターや制作スタジオの待遇が劣悪であることが強調されています。

「やりがい搾取」と呼ばれる状況が続いており、賃金や労働条件の改善が急務であるとの意見が多く見られます。

特に製作委員会の構造が、制作スタジオに十分な収益をもたらさないため、アニメーターの待遇が改善されないという批判があります。

 

 

3. **国際競争と外資の影響**: 中国など海外の企業進出に対する懸念があり、優秀な人材流出や市場の競争が激化していることが指摘されています。

特に、日本のアニメ業界が海外に対して遅れを取ることを恐れている声が多いです。

 

 

4. **技術革新と制作体制の変化**: デジタル技術の進化に伴う制作プロセスの変化や、アニメ制作におけるクオリティ向上の必要性についても言及されています。

しかし、制作数の多さがクオリティを下げているとの意見が多く、クリエイターの技術が十分に還元されていない現状に対する不満が溜まっています。

 

 

5. **企業の利益分配の不均衡**: 視聴率や収益が向上しているにもかかわらず、その恩恵が制作側に十分に還元されていないとの指摘が多数あります。

特に大手企業は好調でも、制作やアニメーターに対する還元が不十分であるため、アニメ業界全体の持続可能性が危ぶまれています。

 

 

(まとめ)アニメ業界の現状は、作品数の多さや労働環境の厳しさ、技術革新の進展、国際競争、利益分配の不均衡など多角的な課題を抱えている。

質の向上とともに、アニメーター・制作スタジオへの待遇改善が求められており、業界全体が持続可能性を確保するための取り組みが急務である。

( 316624 )  2025/08/16 06:36:57  
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=+=+=+=+= 

 

国内アニメが好調です、という表面的な情報だけで群がる有象無象(アニメ化を企画して製作委員会に参入する会社)が多すぎるんですよね 

 

光があれば影もある 

むしろ1年間で放送されるアニメ作品の大半は影に隠れてしまってるのが現状です 

 

ネット配信系プラットホーム独占で潤沢な予算があるのは一握りですし 

安直にアニメ化を企画せずにもっと一つ一つの作品を大切にすることがクオリティアップに繋がり、それがユーザーに届くことで最終的に制作陣にちゃんと還元される、好循環な仕組化を業界全体で協力して作っていって欲しいです 

 

▲76 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

今までは単価の引き下げでしのいでいたけど、売れるアニメは高品質の作画が当たり前になり、黄緑の球を「これはキャベツだ」とは言えなくなった 

それが出来るスタジオは増収増益になり、それが出来ないスタジオが減収減益になっただけのこと 

ただしこれで「めでたしめでたし」では終わらない 

すでに彩色はパソコン上の作業に置き換わり、人物設計も3Dで行われるようになった 

ようは技術でいかに人海戦術との差分をとっていくかが試されている 

 

▲7 ▼10 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメーター(原画や作監)の賃金は改善されてる。 

制作費も上がってて、数年前の1.5倍くらいにはなってる。 

 

それでも厳しいのは、人件費を含めた諸費用の上げが半端ない。1.5倍になった制作費でもカバーしきれない。最近は作品が増えたため、グロスが妥当な規模の会社が元請けを行ってる。 

で、そういった会社は権利収入無いので、制作費だけで回すしかない。 

一部の古参元請けでも権利収入無いところあるけど。 

 

製作委員会に入っていて権利収入のある元請けは、かなり利益を出してる。 

受注の際に、制作会社は出資して製作委員会に入らなくても、一定の権利収入をもらえるようにしないと、確実に立ち行かなくなる。 

 

クオリティ重視とかで3倍の労力有する作業、作業費は従来の2倍とかもある。量が減ったから3倍の人出が必要。これも要因。1人に作業してもらうための拘束費なども別途に必要。 

 

「製作」と「制作」の違いがでかい。 

 

▲37 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ業界は「やりがい搾取」として有名である。 

スタジオの多重下請け構造から、多くの方が安い賃金で働かされている。 

 

クールジャパン事業で国がアニメを推すのであれば、特例法か何かで小さなスタジオのM&Aを進めてアニメーターの待遇改善に努めて欲しい。 

さもなければ、アニメ業界は破綻してしまうだろう。 

 

▲59 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ産業は自動車産業を上回ったと言われるが、自動車産業は派遣でもしっかりと生計立てられる。アニメ業界が末端まで充分に食える状態になれれば本物だと思う。未来の基幹産業なのでなるべく早く金が回るようにしてほしい。 

 

▲4 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

とにかく、年間の制作数が多すぎる。 

今じゃ、1クールで最低でも70本前後が当たり前の状態。 

しかも、ほぼ9割が10話前後で終わってしまう。 

キャラクターグッズとかも、放送が終わってからの販売だから売れないしね。 

そんな作品をこんなに作って、結局記憶に残るほどの作品は1/10も無い。 

そりゃ、赤字になるよな。 

どこかで、年間制作総数を制限しないと駄作ばかり量産されることになるよ。 

 

自分としては、話数が10話程度なら、もはや毎週放送する必要ないと思う。 

1作品毎月1話ずつにして、1年間を放送する形でいいんじゃないか? 

そうすれば、スケジュールに余裕が出来てクオリティも高い作品ができるようになる。 

CDやグッズも、記憶に残ってるうちに買えるから、売り上げも増えるでしょ。 

 

▲1 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

人口減少でこの先日本人の労働力不足はより深刻化するのは確定している 

特にやりがい搾取の職種や劣悪な労働環境の企業は改善是正しないと 

人材を集められずに事業停止、優秀な人材は潤沢な資金の外資等に囲われる 

 

そのうち海外外注と外国人労働者が主軸となる未来が現実を帯びてきた 

既存の産業衰退で数少ない先行しているアニメ産業を国策として育てなくては行けないはずなのに… 

海外にとって替わられてしまう危機感がある 

 

▲9 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

国内で労働力が確保出来なくて、10年以上前からガンダムの様な国民的コンテンツでも中華企業の進出が目立つ。目の肥えた視聴者の多い日本市場で鍛えられた企業は、やがて独自で強力なコンテンツを生み出す様になった。しかも政治色の無い、ステルス性の高い作品なので、日本を含む西側諸国でも普通に受け入れられてしまってる。 

さらに困った事に、日本のアニメ業界に失望したクリエイターや実力のあるアニメーターが、こぞって中華企業に移籍し技術が流出するという、かつての家電メーカーみたいな現象まで起きてる。どうにかして止められないものか? 

 

▲34 ▼9 

 

=+=+=+=+= 

 

テレ東エヴァの後の、アニメブームみたいになってますね。 

 

あの頃は週50~60本のアニメ放送してましたよね。 

ほとんど地上波(それ以外は衛生や、OVAとか)だったから、異常だった。 

アニメ雑誌の月間放送予定表もすごかった。 

ブームが落ち着くと、スタジオの吸収とか解散、倒産、事業撤退とかいろいろあった。 

 

このままだと、「人手不足」からの、事業が回らないまま、案件減少からの資金繰り悪化はさらに増えそう。 

 

アニメ業界、歴史は繰り返す状態になってない? 

 

▲4 ▼6 

 

=+=+=+=+= 

 

鬼滅の刃は、見事の一言です! 

 

ストーリーや声優が素晴らしいのはもちろんですが、映像の美しさが際立ってます。 

 

記録的なヒットになってるんだから、もっと作り手が報われて欲しい 

 

▲16 ▼5 

 

 

=+=+=+=+= 

 

上流にいるソニー、東宝、バンナム、KADOKAWAなどのエンタメ企業は好況だが、その下流への還元が不十分に思えるところは長年にわたって改善が見られない。まずはここにメスを入れないと、記事にあるように海外からのフェアトレード圧力でブランド力を毀損する可能性はあるだろう。一方で制作サイドを見ると、建築業におけるサブコンのように独自の強みがあるところは仕事を選べて利益を高められるが、そうでないところは国内の競合相手だけでなく人件費の低い海外との価格競争に晒される。特にいまだ紙にこだわるところは発注先が限られるわけで、アートとして成立しうるほどの特異な技術力がないと先行きは厳しいのではないか。経営力の向上も不可欠だ。 

 

▲2 ▼8 

 

=+=+=+=+= 

 

製作委員会方式でリスクは分散されてるんだろうけど、根幹のスタジオに一番収益があるべきだろうと思う。アニメスタジオがなければアニメが作られないんだから。アニメスタジオ全体で組合でも作って立場を強化できないものだろうか 

 

▲11 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

国連、日本アニメは「労働搾取」  

 

製作委員会には負の側面もある。アニメ制作スタジオなどで働くアニメーターなどの制作現場に利益が配分されにくいことだ。アニメ制作スタジオは、製作委員会から発注を受け、その下に2次・3次の制作スタジオやフリーランスのアニメーターなどが連なる構造になっている。アニメ制作スタジオは中小の零細が多く、数億円の一部を出資する余裕がない。そのため、製作委員会から提示された金額で次々と仕事を請け負うことで経営を成り立たせる状況が続いている。 

 業界関係者は、「力関係や資金力が弱いアニメ制作スタジオが製作委員会メンバーに入り込むのは無理」と打ち明ける。また、「動画作業の制作単価は1枚当たり250円程度で、この単価は10年以上変わっていない」と訴える。月に300枚描いたとしても収入は7万5000円程度であり、動画作業の収入だけでは月10万円も稼げない。 

 

▲34 ▼9 

 

=+=+=+=+= 

 

かつて「およげ!たいやきくん」が大ヒットした時、歌手の子門真人さんは買い取り契約で大ヒットの恩恵を受けられなかった、と聞いたことがあります。 

現在のアニメーターもこの契約に近く、製作時の報酬以外は受け取れないようですね。 

大ヒットしたら製作委員会などのスポンサーがボロ儲け。 

もちろんヒットしなければ負債を抱えるわけですからそれも当然かもしれませんが、現状アニメーターが不足してる以上、ヒットした時の還元を考えないとモチベーションも上がらないし、夢もない。 

しかも、最近中国のアニメ制作会社が日本人アニメーターをヘドバンしてるという話しも聞きます。 

日本のアニメの質劣化を招きかねない状況はスポンサー企業も望まないはずでしょうから少し考えてほしいですね。 

 

▲3 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメーターは多忙なんで給料以外の待遇を改善しないと、今の世の中だとよほど好きな人以外なりたいという人が出てこない気がする。 

友人に1人アニメーターいるけど日曜日に遊びに行っても、15時くらいに解散してそこから仕事行ってくるとかいうこともあったよ。 

 

▲10 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

これだけ作品が溢れ、日本を代表する産業になりながら 

「兆円」規模ではないという点がとても気になったのは私だけではないはず。 

一流アニメーターなんて、国会議員並みの収入を得ていても国民は誰一人文句なんてつけないと思う。 

 

▲0 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

そりゃ賃金安いから続かないよ。中抜き多すぎだし製作委員会のやりかたがダメ。 

1クールアニメも数増えるだけで会社が足りず人手不足になるのは当たり前。それで原画や動画枚数減らされれば質も落ちるから売れるわけがない。 

まずは給付あげるとこからしないとです。 

 

▲12 ▼4 

 

=+=+=+=+= 

 

SPYxFAMILYなどのアニメを制作しているWIT studioなどを抱えるIGポートも制作費の高騰を版権収入で賄いきれずかなり業績悪化したんよね。 

微力ながら株式保有してます。応援してます。 

 

▲14 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメーターの給料を増やしたいならアニメの本数を絞らないと無理ですね。 

アニメーターとアニメの本数が多すぎて利益が分散しすぎている。 

 

アニメの本数が多すぎて全部見切れないほどあるのにその全部に利益が回る訳がない。 

通常の企業なら潰れる状況であっても、個人事業主として潰れずゾンビのように続いているのがアニメ業界。 

 

プロスポーツ選手のようにプロとアマの線引きがハッキリしていれば良いんですが、その線引きがないからズルズルやりがい搾取出来てしまう。 

 

▲11 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメは労力や材料希少で1日に出せる数が決まっている料理屋のメニューと同じだと思っている。 

日本のアニメが評価されているのは物語だけではなく他国と比較して精緻な作画にもある。 

売れているからって制作数を上げるのは自らその地位から飛び降りてるのと同じ。制作本数を減らし、アニメーターへの待遇をよくしてクオリティ維持をしなければ衰退どころか中国にとって食われる。 

この流れはすでに中国にとって食われたソシャゲと同じ匂いがする。 

 

▲9 ▼2 

 

 

=+=+=+=+= 

 

今もって 紙に鉛筆じゃないと仕事出来ない と言っている年寄りが幅を利かせている業界が潤う筈がない 使う方もそういう年寄りを排除したら仕事がこなせない 一方 デジタルをこなすアニメーターが必ずしも上手い訳でもない現実 根本的にやり方が間違っているのだと思う 

 

▲6 ▼30 

 

=+=+=+=+= 

 

世界で稼げるコンテンツとか騒いでいるが、アニメバブル崩壊は近い気がする。海外製作は40年以上前からだが、今は海外がなければ日本アニメはつくれない。ジブリも例外でない。その海外も北朝鮮への委託疑惑でるくらいの状況。中国もアニメに力を入れており、もし何らかの規制がされたら、日本のアニメ産業は崩壊するだろう。 

 

▲2 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

驚くことは無い、30年前から変わっていません 

減益しない方法を実践し達成した経験がある者からすれば運以外で救われないのがこの業界だと思います 

何故なら実践すれば権力を持つ者と軋轢が生じるからです 

いったい誰のために現場があるのでしょう 

 

▲8 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

製作委員会方式の罪ですね。 

自力でアニメを作れない資金力の会社がスポンサーを募ることでアニメ制作を可能にしたのですが、一方で自転車操業に陥ってしまっている。 

借金をして稼ぎ、借金を返しているようなもの。 

 

エヴァなどで有名なカラーはそこから抜け出していますが、自社コンテンツをパチンコとして売り出すなどして資金を確保していますね。 

 

 

国もクールジャパン事業などで支援しようとはしているみたいですが、上手くつなげられていないのが現状のようですね。 

慢性的な人材難にあえぐアニメ会社は事務方も弱く、支援事業へ申し込むノウハウ等も不足しているのが原因との事。 

 

▲15 ▼12 

 

=+=+=+=+= 

 

鬼滅の刃を見た程度の素人だけど、この絵を描いた人達はもちろん年収二千万円くらいだよね、そうじゃなきゃおかしい、と感じた。 

記事やコメント読んでると、アニメに関わる人は未だに低賃金なんだな。あれだけ凄い絵が描ける人材を厚遇しなくてどうするの。 

 

▲17 ▼10 

 

=+=+=+=+= 

 

昔から、ヤリガイ搾取の業界だから若者が定着しないのだろう。国•業界が版権やロイヤリティを管理して下請けに対価を払って給与を上げないと、そして、次の世代を育てないと中に負けるぞ。(アニメ•キャラクターの世界にも力を入れて来ている) 

 

▲20 ▼7 

 

=+=+=+=+= 

 

給料の安さがネックですね。 

改善しないと引抜きや違う道に進んでしまう。 

制作費用を出して行かないと半導体やテレビの様になる。 

手遅れにならない様にお願いしたい。 

 

▲21 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ業界の仕組みは良く知らないが、基本は版権を持ってる企業がアニメ制作会社に依頼し、作品での収益関係なく制作料だけ支払ってるのだろうか? 

 

▲1 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ業界どころか様々な業種で人がいない事が問題になってんのに、アニメだけがこの先都合よく人材に恵まれる訳がない。 

「お前の代わりは幾らでもいる」を長年やってきた挙句、今になってやっと正規雇用を始めるような業界だ。先行きは暗いと思った方がいいだろ 

 

▲2 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメーターにきちんとお金が行き渡るように、海外の違法アップロードは国を挙げて取り締まるべきである。 

一企業では対策に限界がある。 

国家間で各国に賠償を請求するべき。 

 

アメリカが大規模に著作権侵害された時は、外交交渉時にバンバン利用してたよ。 

 

▲1 ▼3 

 

 

=+=+=+=+= 

 

ちょっと数が多すぎると思う。 

 

AIの活用などで作画にかかる工数が減ったのか、1作品あたりの絵の質は高くなった気がする。 

 

ただ演出やシナリオがピンキリなのは相変わらず 

 

▲21 ▼15 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ大好き人間です。アニメーターそれに見合う報酬を。収入多くても余裕がなくてはいい作品は作れないのでもうちょっと本数制限して良いと思う。 

 

▲8 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメもアニメの制作会社も多すぎる。アニメは年間300本以上作られるけど、ヒットする作品なんて10本程度。市場規模が3000億円でも上位作品だけで90%近く占有してるんだから、売れない作品を作ってる会社なんて淘汰されてくわな。 

 

▲0 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

日本のアニメがハイクオリティかつ、無料かつ多数なのはやりがい搾取してるから 

1消費 豚な自分にとってはこのまま行って欲しい 

動画マンが年収600なんてなったら確実に映画しか作れない世界になる 

 

▲0 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメ制作数もさることながら、最近はクオリティがものすごく高くなってる。 

それに見合った賃金である事を願うのみです。 

観る側としては。 

 

▲20 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

好調の恩恵がスタッフや声優さんに還元されてないから不足するんだろ。海外の声優、例えばホーマー・シンプソン役の人は年収4億で足らないとスト起こしてたぜ。 

 

▲0 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

コンテンツ産業の株価めっちゃ上がっているのにそれに関わる人の一部から搾取した利益だと考えると悲しいね。 

 

▲18 ▼3 

 

=+=+=+=+= 

 

中国資本がもっと日本市場に参入して 

アニメ製作者の収入アップに貢献すれば良いのに。 

日本の経営者はお金を稼ぐ能力が根本的に欠けてる。 

 

▲7 ▼22 

 

=+=+=+=+= 

 

売り上げ最高で業績が悪いって事は業界そのものがそれ程儲からないって事だわな。 

つまりアニメーターの待遇を改善しようがない、搾取しようにもその原資が無いっと… 

 

▲1 ▼2 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメーターの待遇が悪いのは虫プロ時代に安い料金で大量に仕事受けた手塚治虫のせいだと宮崎駿が言ってたな・・ 

 

▲5 ▼4 

 

 

=+=+=+=+= 

 

まず作品数が多すぎる 

数を減らして一作品当たりのリソース増やしてくれ 

 

▲0 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

ブラックで描いてる人が報われない業界って印象だからね 

やりがいだけでは食ってけないんだわ 

 

▲5 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

現場への金払いが悪くて人材確保できないなら 

その事業は劣化していくだけ 

 

▲11 ▼5 

 

=+=+=+=+= 

 

強いIPをもっていないと厳しい業界ですね 

 

▲9 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

あのufoでさえ脱税して資金確保しないと心配になるレベルに搾取されてる業界 

 

▲2 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

海外に放映権出す時 3倍額で出してもいけるんちゃう? 

 

▲0 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

過去最高の売り上げで業績悪化とか最悪なパターンだろ 

 

▲22 ▼1 

 

=+=+=+=+= 

 

30分アニメ1クール作るのに平均いくらかかるのかな 

 

▲3 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

3K4K言われてる業界 

儲けより改善が先では? 

 

▲0 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

アニメの数が多すぎなんですよね 

 

▲2 ▼0 

 

 

=+=+=+=+= 

 

粗製乱造 

異世界転生系ばかり 

 

▲1 ▼0 

 

=+=+=+=+= 

 

儲かりすぎて脱税しちゃうとか? 

 

▲4 ▼9 

 

 

 
 

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