( 316933 ) 2025/08/17 07:18:35 0 00 巨人・阿部慎之助監督
■プロ野球 巨人 0-3 阪神 (16日 東京ドーム)
2位・巨人は首位・阪神に今季11度目の完封負けの完敗。52勝52敗3分となり貯金が消滅。阪神戦はこれで6勝14敗と8つの負け越し、阪神の優勝マジックは2つ減り「24」となった。
「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」と銘打って巨人全選手が背番号「3」のユニフォームを着用し行われた試合。しかし初回に井上が3番・森下に17号2ランを浴びるなど3回5安打3失点KO。一方の打線は阪神先発・村上の前に二塁すら踏めず2安打で9回完封を許した。復帰の岡本は無安打に封じられた。
先発・井上は今季17度目の登板、3勝6敗、防御率3.31。前回の7月31日・中日戦(バンテリンドーム)は4回1/3を8安打3失点(自責3)で勝ち負けつかず、翌8月1日に登録抹消された。今季は5月21日・阪神戦(甲子園)を最後に白星から遠ざかっている。
初回、先頭の近本に四球を出すと、犠打で1死二塁となり、3番・森下に左翼席上段への17号2ランを浴び0-2。2回には小幡、中川に連打を浴びるも、後続を打ち取りなんとか無失点で切り抜けた。
しかし3回には、先頭の中野に左中間への二塁打を浴びると、森下に四球で無死一、二塁。佐藤輝を中飛もタッチアップを許し1死一、三塁から大山に右中間へ運ばれる適時二塁打を浴び0-3。
相手先発・村上に対しスタメン野手は、1番ライト・丸、2番センター・ヘルナンデス、3番ショート・泉口、4番サード・岡本和、5番レフト・キャベッジ、6番セカンド・中山、7番ファースト・リチャード、8番キャッチャー・甲斐のオーダーを組んだ。
初回は2死から泉口が中前安打を放ち岡本の復帰第1打席を迎えるも、中飛に倒れる。2回はキャベッジ、リチャードが空振り三振に倒れ三者凡退。3回は甲斐、井上の代打・増田陸が連続空振り三振で2死。丸も左邪飛に倒れ三者凡退。
井上は3回を投げ53球、5安打、2四球、1奪三振、3失点で降板。4回からは2番手で菊地が登板し、先頭の中川にレフトへの二塁打を浴び、坂本に四球でピンチを招くも後続を断ち無死点で切り抜けた。
打線は4回2死から岡本が四球で塁に出たがキャベッジが見逃し三振に倒れ、球審・山路に詰め寄る場面も。さらに5回は中山、リチャードが三邪飛で2死、甲斐は空振り三振で村上の前に5回まで1安打に抑えられる。
6回裏は6回表の守備から途中出場の先頭・岸田がチーム2安打目となるサードへの内野安打で出塁も、丸が遊ゴロ併殺打で走者がいなくなり、ヘルナンデスが右飛で3人で攻撃終了。7回はクリーンナップが、8回はリチャード、代打・佐々木が連続三振で三者凡退に終わると、9回も村上の前に無得点に終わり完封勝利を献上した。
|
![]() |