立憲民主党の小沢一郎氏は、YouTubeでの小林鷹之元経済安全保障相の発言を引用し、石破茂首相の辞任に関して意見を述べた。

小林氏は石破氏に対して自身での決断を促す発言をしたが、小沢氏は石破氏が辞めないことや自民党が全責任を石破氏に押し付けることを疑問視し、責任を取るべきだと主張した。

彼は、自民党と石破氏が政治から退場する決断をするべきだと述べた。

（要約）

小沢一郎氏（2024年10月撮影） 

　立憲民主党の小沢一郎衆院議員が17日までに、X（旧ツイッター）を更新。「コバホーク」の異名で知られる自民党の小林鷹之元経済安全保障相（50）が16日配信のYouTube番組で、石破茂首相に対し、参院選大敗を受け「自身で決断するのが望ましい」などと語ったとの記事を引用し「石破氏が辞めないのは異様」とした上で、さらに「全責任を石破氏に押し付け石破おろしに血眼になるのは更に異様」とつづった。 

　小沢氏が引用した記事では、小林氏は「トップの責任をしっかりと考えてほしい。引きずり降ろすのは世界から見て、国益上プラスになるとは思えない。首相の名誉も大事だから、自身で決断するのが望ましい」と語ったとしている。 

　小沢氏は「石破氏が辞めないのは異様。だが、これだけ日本を破壊し衰退させてきた自民党が、全責任を石破氏に押し付け石破おろしに血眼になるのは更に異様。石破氏も自民党も責任を取り、今こそ自身で政治から退場する決断を」とポストした。