( 317791 )  2025/08/21 03:57:06  
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兵庫県の斎藤元彦知事について、彼に対する疑惑の告発者の私的情報が漏えいした問題で、井ノ本知明元総務部長が県議にその情報を漏らした疑いが持たれ、神戸学院大の上脇博之教授が地方公務員法違反で神戸地検に告発状を提出した。

この告発状は受理され、地検は斎藤氏の指示の有無を慎重に捜査する。

県の第三者委員会は、井ノ本氏が県議3人に情報を漏らしたことを認定し、斎藤氏と片山安孝元副知事が関与している可能性が高いと指摘した。

これに対し、斎藤氏は指示を否定、井ノ本氏は業務として行ったと主張し、片山氏も適正であるとコメントしている。

(要約)

( 317793 )  2025/08/21 03:57:06  
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兵庫県の斎藤元彦知事 

 

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発者の私的情報漏えい問題で、井ノ本知明元総務部長が県議に漏らし、斎藤氏と片山安孝元副知事が関与した疑いがあるとして、上脇博之神戸学院大教授が神戸地検に出した地方公務員法違反容疑の告発状が20日、受理された。関係者が明らかにした。地検が斎藤氏の指示の有無などを慎重に捜査する。 

 

 この問題を調査した県の第三者委員会は5月、井ノ本氏による県議3人への漏えいを認定。斎藤氏と片山氏が指示した可能性が高いと指摘した。 

 

 これまで斎藤氏は指示を否定。井ノ本氏は「知事や元副知事の指示に基づき職責として正当業務を行った」と主張し、片山氏は「行為は適正で秘密の漏えいに当たらない」とコメントしている。 

 

 告発状によると斎藤氏は昨年4月上旬ごろ、疑惑告発文書を作った元県西播磨県民局長の男性の私的情報について、議会側に知らせておくよう井ノ本氏に命じたか、そそのかし、井ノ本氏が県議3人に文書や口頭で漏らしたとしている。片山氏は斎藤氏指示の報告を受け「必要やな」と容認したなどとしている。 

 

 

 
 

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