( 318058 ) 2025/08/22 04:00:25 0 00 40年ぶりの成年式に臨まれる悠仁さま
「悠仁さまは“普通”の大学生らしい生活を満喫されているご様子です。しかし身辺では、緊張感が一層高まる場面が増えているのです」(宮内庁関係者)
秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)が筑波大学に進学されてから、はや4カ月。花のキャンパスライフの舞台裏で、一体何が――。
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男性皇族としては戦後初めて学習院以外の大学に進学された悠仁さま。筑波大学生命環境学群生物学類で日々、勉学に勤しまれている。1学年80人の学生に対し約70人の教員を擁する同学類には、悠仁さまが幼少期より関心を寄せられる昆虫を専門分野とする教員も複数在籍している。
「進化学、生態学など必修の講義に加え、1年時から週1回金曜日に実験も行われるため課題をこなすのは大変です」(同学類関係者)
自然溢れる広大なキャンパス。南北に4キロ、東西に800メートル。東京ドーム約55個分の学内は、移動するのも一苦労だ。
「悠仁さまはブリヂストン社製の自転車で学内を移動しています。その後ろを3人ほどの警備の警察官が同じく自転車で必死に走っていくのでよく目立ちますよ」(現役の筑波大生)
9月6日の19歳のお誕生日には成年式に臨まれる悠仁さま。学生生活は充実したご様子だという。
「100人規模のバドミントンサークルに所属されています。週3日の練習日に加え、週末には自主練習を行う本格的な活動をしている団体で、悠仁さまがラケットを持って学内を歩いている姿も見かけます。松屋やガストなど、筑波大生がよく行くチェーン店にもご友人と行かれています」(同前)
そんな悠仁さまの身辺に最近、ある変化が起きている。赤坂御用地から約70キロ、1時間半に及ぶ車での“遠距離通学”が一部見直されたというのだ。
「実は、2カ月ほど前から悠仁さまが電車通学をなさる日があるのです」(前出・宮内庁関係者)
警察関係者は戸惑いを隠さない。
「当初は電車通学のプランも浮上していました。しかし、通学は朝方のラッシュ時間帯。非常に混雑する都心の駅構内や車両で十分な護衛をすることは困難を極める。現実問題として立ち消えになったのです」
悠仁さまの通学方法についてはこれまで様々に議論がなされてきた。3月には、大学近くの住居からと赤坂からの通学とを組み合わせる“ハイブリッド方式”を採用予定と宮内庁が発表。そんな中、電車通学が開始された背景を前出の宮内庁関係者が明かす。
「実際は宮邸から通学されているため、何度か朝の渋滞に巻き込まれ、講義開始時刻に間に合わないことがあったのです。そのため苦肉の策として電車通学も併用するようになりました」
皇宮警察内部ではこんな声が聞かれているという。
「警備するにも凄まじい緊張感がある」
ラッシュアワーの公共交通機関における皇位継承者の警備は異例の事態だと、別の警察関係者が内情を吐露する。
「車であれば不特定多数の人に会うことも避けられますが、駅構内や車両内では不可能。雑踏の中で警備にあたる護衛官の緊張感は車列警護の比ではありません。車通学、学内での自転車移動に加え、電車通学への対応まで求められる事態に、現場は疲弊しています」
秋篠宮家では過去に、長女の眞子さんが電車やバスを乗り継いで大学へ通学されたことも話題になった。
「紀子さまは『普通の子と同じように』という教育方針を掲げ、秋篠宮さまは仰々しい警備を好まれず、『目立たぬように』と“ソフト警備”を望まれてきた。“普通”を求めるご両親のお考えが、今回の“異例”の事態にも影響しています」(秋篠宮家関係者)
電車通学について、宮内庁は次のように回答した。
「悠仁親王殿下は、大学の授業などの様子を見ながら、通学方法を組み合わせてお過ごしですが、その詳細については、お答えを差し控えさせていただきます」
異例の警備の万全を願うばかりだ。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年8月7日号
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