( 318263 )  2025/08/22 07:47:36  
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NHK放送センター 

 

 番組スタートから68年めを迎えた、歴史ある料理番組『きょうの料理』(NHK)。 

 

「手軽に本格的な家庭料理を作るための実演とレシピが紹介され、人気番組になりました。この番組の成功から、民放テレビ各局も同様の料理番組をスタートさせました」(NHK関係者) 

 

 その看板番組の8月19日放送回で、講師の女性と男性アナウンサーがかわした会話が、SNSなどで物議を醸している。 

 

 この日のテーマは「『おやつのじかん』ひんやりフルーツスイーツ」だった。水切りヨーグルトとフルーツを使った「ヨーグルトバーク」が紹介されたのだが、そこで“問題発言”が飛び出した。 

 

「料理研究家の講師は2回めの出演でした。水切りして固めたヨーグルトの上に蜂蜜を加え、バナナ、キウイフルーツ、オレンジ、パイナップル、ミックスベリー、そして講師がおすすめする“梅干し”をのせる場面になりました。 

 

 その際、男性アナに『では一緒にやりましょう』と声をかけました。男性アナが『30(歳を)すぎたおじさんですが』と照れ笑いを浮かべた直後、講師が『愛の共同作業で行きましょう』と発言したのです。これが問題視されています」(芸能記者) 

 

 放送後、Xには 

 

《愛の共同作業ときたか》 

 

《愛の共同作業のお誘い》 

 

《アナと講師で愛の共同作業はありかなしか》 

 

 などの「愛の共同作業」という言葉に注目するポストや、この言葉に不快感を表明する、 

 

《一緒に作業することを講師のほうが「愛の共同作業」と言っており、いやキモいわと思って》 

 

《愛の共同作業とか気持ち悪いです》 

 

 などのポストが寄せられることになった。 

 

「その後、男性アナも自ら『愛の共同作業』と言い、講師も男性アナに『(料理の)センスいいじゃないですか』と微笑むなど、番組全体としては和気あいあいの雰囲気で進行しました。ただ、Xには《中年男性の講師が若い女性アナに言ったら》と、発言がはらむ危険性を問題提起するコメントもありました」(前出・芸能記者) 

 

 この件に関し、NHK広報局は本誌の取材に「視聴者のみなさまのさまざまなご意見を参考にしながら、今後も番組づくりに取り組んでまいります。」と回答。 

 

 せっかくのレシピも、一部の視聴者には“おいしくない”不快感を与えてしまったようだ。 

 

 

 
 

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