( 318266 )  2025/08/22 07:53:10  
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高橋理洋被告(51歳)は、動画投稿サイト「FC2」の創業者で、わいせつな動画を公開した罪で有罪判決を受けました。

京都地裁は21日に懲役3年、執行猶予5年、罰金250万円を言い渡しました。

高橋被告は2013年に、他の役員と共謀して不特定多数が閲覧可能な状態にしたとされています。

彼は公判で日本の法律への認識が薄かったと主張し、弁護側は執行猶予を求めましたが、検察側は利益を優先したとして重い判決を求めました。

地裁は反省の態度を考慮し、判断を下しましたが、弁護側は量刑に不服として控訴する方針です。

(要約)

( 318268 )  2025/08/22 07:53:10  
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高橋理洋被告(高橋被告のSNSより) 

 

 動画投稿サイト「FC2」で、わいせつな動画を閲覧できる状態にした罪など(わいせつ電磁的記録媒体陳列・公然わいせつの罪)に問われているサイトの創業者の男の裁判で、21日、京都地裁は懲役3年執行猶予5年、罰金250万円の有罪判決を言い渡しました。 

 

 動画投稿サイト「FC2」の創業者・高橋理洋被告(51)は、2013年、サイトを運営していた会社役員の男ら3人と共謀し、管理していたサーバーにわいせつな動画を送らせ、不特定多数の人が閲覧できる状態にした罪などに問われていました。 

  

 今年3月の初公判で、高橋被告は起訴内容を認めた上で、「幼い頃からアメリカで生活していたので、日本では違法行為であるという意識が薄れていました」と主張。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。 

 

読売テレビニュース 

 

 一方、検察側は「多数の配信者がわいせつな映像を配信していることを認識していたが、これらを規制せず、収益を拡大する方針をとった」と指摘し、「常習的に利益を得ていた」などとして懲役3年、罰金250万円を求刑していました。 

 

 京都地裁は21日の判決で、「サイトにわいせつ動画が投稿・配信されていることを認識しながら制限しなかった」と指摘。「我が国の健全な性的秩序を害した」とした一方で「反省の態度を示し、サイトの運営には今後一切関わらないことを約束している」などとして、高橋被告に懲役3年、執行猶予5年、罰金250万円の有罪判決を言い渡しました。 

 

 弁護側は、量刑に不満があるとして控訴する方針です。 

 

 

 
 

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