( 318483 )  2025/08/23 06:53:59  
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神戸市役所 

 

 神戸市は22日、職員の懲戒処分を発表し、虚偽の申請をして休暇を取得し、合計55日間欠勤した女性職員を懲戒免職としたと発表しました。 

 

 市によりますと、行財政局税務部法人税務課の22歳の女性一般職員は2023年度から2024年度にかけて、健康支援休暇及び病気休暇の取得について、医師の診断書や病院の領収書の偽造をし、虚偽の申請を繰り返したということです。 

 

 女性が休む期間が多かったため、上司らが産業医への相談のため申請書類を調べたところ、申請に使われていた診断書などが偽造されたものだったということです。 

 

 女性職員の虚偽の申請による欠勤は55日間に及び、職員は当初、上司に対して「書類の偽造はしていない」趣旨の説明をしたということです。 

 

 市は「このような行為は、公務員のみならず、社会人としてあるまじき行為であり、市や市職員全体の信用を著しく失墜させる行為である」として、22日付で女性職員を懲戒免職処分としました。 

 

 また垂水区の男性一般職員は2023年6月から10月にかけ、同僚の財布の中から2回にわたって合計1万5000円を盗み取ったということです。 

 

 ことし1月、別の件で上司が男性職員と会話していた際、男性職員が2023年の件を話したことで事案が発覚しました。 

 

 男性職員は市の聞き取りに対し、「財布が落ちていて、中身を見たら1万円札がたくさん入っていて1枚取ってもばれないだろうと思った」と話しているということです。 

 

 市はこの男性職員について、停職3カ月の懲戒処分としています。 

 

 

 
 

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