( 318826 )  2025/08/25 03:33:12  
00

北海道旭川市で、中学2年生の広瀬爽彩さんがいじめを受けて自殺した問題に関連し、元校長の金子圭一氏が24日に開催された集会で意見を述べました。

金子氏は、再調査委員会の「いじめと自殺に因果関係がある」という認定について「事実誤認がある」と主張し、加害者の生徒も報道による被害を受けたと語りました。

最初の調査では因果関係が「不明」とされましたが、再調査で7件のいじめが認定され、「いじめがなければ自殺は起こらなかった」との結果が出ました。

遺族は市に損害賠償を求めて提訴を検討しています。

(要約)

( 318828 )  2025/08/25 03:33:12  
00

中2いじめ自殺問題を巡り、開かれた集会で話す元校長の金子圭一氏=24日午後、北海道旭川市 

 

主な悩み相談窓口 

 

 北海道旭川市でいじめを受けた市立中2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が2021年に自殺した問題で、中学の元校長金子圭一氏(65)が24日、同市で開かれた集会に出席し、対談形式で意見を述べた。いじめと自殺に因果関係があるとした再調査委員会の認定に「事実誤認がある」と主張した。 

 

 金子氏は、広瀬さんの問題が報道された後、自身や教員のほか、「加害者とされた生徒も過剰な報道や中傷の被害に遭った」とも述べた。 

 

 広瀬さんを巡り、当初調査した第三者委員会はいじめと自殺の因果関係は「不明」とし、遺族側が再調査を要望。再調査委は24年6月、7件のいじめを認定し「いじめがなければ自殺は起こらなかった」とする調査結果を公表した。遺族側は25年2月、市に損害賠償を求めて提訴した。 

 

 

 
 

IMAGE