出入国在留管理庁が、ペーパーカンパニーを設立して「経営・管理ビザ」を取得する外国人が増加していることを受け、ビザ取得の資本金基準を500万円から3000万円に引き上げる方針を示しました。

2024年末までに約4万1600人の外国人がこのビザを持つと予想されており、新しい基準を満たすのは約6％になるとされています。

現在、入管庁ではこの件についてパブリックコメントを受け付けています。

（要約）

FNNプライムオンライン 

ペーパーカンパニーを設立して「経営・管理ビザ」の在留資格を得る外国人が多いことを受け、出入国在留管理庁は、ビザ取得に必要な資本金の基準を6倍に引き上げ厳格化する方針を示しました。 

日本で起業する外国人に向けた在留資格「経営・管理ビザ」を持つ外国人は、2024年末時点で約4万1600人います。 

入管庁は経営の実態がないペーパーカンパニーを設立して「経営・管理ビザ」を得る外国人が多いとして、ビザ取得の基準を資本金「500万円以上」から6倍の「3000万円以上」に引き上げるなど厳格化する方針を示しました。 

入管庁は資本金の新しい基準を満たす外国人は全体の約6％（2024年末時点）としていて、9月24日までパブリックコメントを行っています。 

フジテレビ,社会部