栃木県立高校の教諭、古口大輔容疑者（38）が校内での盗撮の疑いで逮捕され、ストレス解消のために盗撮を行っていたと供述しています。

捜査によると、容疑者宅からは数十枚のマイクロSDカードが押収され、数年前から盗撮を続けていた可能性があります。

自作カメラが女子トイレや更衣室に30台以上設置されており、容疑者はその技術に満足していたと語っています。

（要約）

送検のため宇都宮南署を出る古口大輔容疑者＝15日 

　栃木県立高校の教諭古口大輔容疑者（38）が校内で盗撮した疑いで逮捕された事件で、容疑者が「仕事のストレスがたまっており、解消するためにやった」と供述していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者宅などの家宅捜索で、マイクロSDカードが数十枚押収されており、県警は数年前から盗撮していた疑いがあるとみて調べる。 

　容疑者の勤務先と前任校の女子トイレや更衣室で計30台超の自作カメラが見つかっている。多くは蛍光灯付近に設置され、容疑者は「自分の技術を用いて小型カメラを改造し、盗撮できたことに満足していた」とも供述しているという。