( 319403 ) 2025/08/27 04:37:17 0 00 石破茂首相
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が26日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演。報道各社の世論調査で石破内閣の支持率が上昇していることに言及した。
参院選大敗を受けて党内から辞任圧力が強まっている石破茂首相(党総裁)だが、各社の世論調査では内閣支持率が軒並みアップ。共同通信社の調査(23、24日)では支持率は35・4%で前回から12・5ポイント上昇。不支持率は49・8%で依然として上回っている。
“石破降ろし”に世論調査の動向は影響するのか?コメンテーターとして出演した東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏が「支持率が上がってきたら石破降ろしは強くなっていかないものなんですか?」と疑問を口にすると、「いや、全然変わらずに昨夜現在も石破降ろしを続けると。これからもやっていくと」と田崎氏。退任を求める勢力への影響はないと話した。
党内世論と国民世論の違いは当然だという。「総裁選前倒しを決める投票権を持っているのは自民党国会議員と地方組織。この人たちは1つの会社の中にいて、社長は石破さん。会社の中にいて、石破さんは選挙で負け続けているわけですね。選挙は政党にとって生命線、命綱で、そこで負けていてトップが何も責任取らないんですかっていうのが、組織の中にいる人の論理なんです」と説明した。
そして「昨日の夜も取材したんですが」とし「“石破さんは自民党の若手のことなんか考えてないんじゃないか”と。“自分たちは臨時総裁選にどう臨むかで悩んでいる。なぜ悩んでいるかといえば石破さんが辞めないから。自分たちを苦しめているのは石破さんじゃないか”と。“石破さんは延命、保身ばかりを考えて俺たちのことはどうでもいいと思ってる”という感じになってきている」と党内の声を紹介。
「国民から見るとそれは違うと言うかもしれないが、会社の中にいる人から見れば社長が責任を取らない組織がどうなるかっていうのは分かると思う」と話した。
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