( 319563 )  2025/08/27 07:19:06  
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23年、第5回WBCで優勝を決め歓喜の侍ジャパンナイン 

 

 日本野球機構(NPB)は26日、米動画配信大手「Netfix(ネットフリックス)」が来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を日本国内で独占配信することに関して、声明を発表した。 

 

 「ネットフリックス」がWBC全47試合を独占中継することとなり、過去5大会で放送をしてきたテレビの地上波では見られない可能性が高まっていた。NPBは「本大会の放送・配信に関する権利は主催者であるWBCIが独占的に保有しており、今回の決定についてはWBCIから事前に通告を受けておりました」と伝えた。 

 

 WORLD BASEBALL CLASSIC INC.(WBCI)とともに本大会1次ラウンド東京プール(東京ドーム)計10試合の主催者として各試合の運営・興行を担う読売新聞社は同日、声明で「本大会では、WBCIが当社を通さずに直接Netflixに対し、東京プールを含む全試合について、日本国内での放送・配信権を付与しました」「当社は今後も東京プールの主催者として、多くの方々に本大会を楽しんでいただけるよう引き続き努めてまいります」などと発表している。 

 

 大谷(ドジャース)も出場に意欲を示す野球のスペシャルイベント。前回23年大会はテレビの地上波と「プライムビデオ」のネット配信で中継。地上波では決勝の日本―米国戦の平均世帯視聴率が42・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、平日午前に異例の数字になった。日本戦全7試合はいずれも40%超え。日本総人口の約75%が何らかの形でWBCを生視聴する国民的な盛り上がりだった。一方で、放映権料は高騰の一途をたどっていた。 

 

 以下、NPBが発表した声明。 

 

 本日、NetfixがWORLD BASEBALL CLASSIC INC.(以下「WBCI」といいます)と、2026年3月に開催される「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下、「本大会」といいます)」の日本国内における独占配信パートナーシップを締結したと発表しました。この契約により、本大会で行われる全47試合が、Netfixでライブおよびオンデマンドで配信されることになります。 

 

 本大会の放送・配信に関する権利は主催者であるWBCIが独占的に保有しており、今回の決定についてはWBCIから事前に通告を受けておりました。 

 

 井端弘和監督率いる日本代表チーム「侍ジャパン」は、今年11月15日、16日に韓国代表との強化試合を控え、WBC連覇に向け準備を進めています。我々はその活動を全面的にサポートすることに引き続き努めてまいります。 

 

 

 
 

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