2022年4月30日、北海道滝川市の道縦貫自動車道で乗用車とクマが衝突し、クマが死んだ。

運転手の男性と女性3人は無傷だった。

クマは体長1.3メートルで、路肩に倒れていた。

運転手は「気付いたらクマが目の前にいた」と話している。

道内の高速道路でクマとの接触事故は珍しくないとのこと。

（要約）

2022年4月の早朝、ウトロ漁港近くに姿を見せたヒグマ＝斜里町で2022年4月26日、貝塚太一撮影 

　30日午後8時5分ごろ、北海道滝川市の道縦貫自動車道の下り線で、乗用車とクマが衝突し、はねられたクマが死亡した。運転手の50代男性や、同乗の10～50代の女性3人にけがはなかった。 

　道警高速隊によると、車と衝突したクマは体長1・3メートル。現場は2車線で、道路脇に倒れていたクマは現場で死亡が確認された。運転手は「気付いたらクマが目の前にいた」と話しているという。 

　道内の高速道路上では、クマが現れ、車との接触事故が起きるのはめずらしくないという。【伊藤遥】