広島秋季大会地区予選で、広陵高校は油木との2回戦に臨みます。

試合前には多くの報道陣が訪れ、注目度の高さが伺えました。

広陵は甲子園出場後に部内暴力の告発を受け、出場を辞退した経緯があります。

新たに松本健吾監督の下で初戦を迎える中、全員にアンケートを実施し、暴力やいじめがないことが確認され、出場が許可されました。

（要約）

＜広陵・油木＞試合前にあいさつする広陵ナイン 

　◇高校野球広島秋季大会地区予選2回戦　広陵―油木（2025年8月30日　広陵G） 

　高校野球の広島秋季大会地区予選は30日、広陵が秋初戦となる油木との2回戦に臨む。 

　午後2時の試合開始を前に試合会場となる広陵グラウンドには報道20社30人以上が来場。注目度の高さを伺わせた。 

　同校は甲子園出場決定後にSNS上で部内暴力が告発され、その反響の大きさから甲子園大会の2回戦直前に出場を辞退。さらに、選抜大会2度の優勝に導いた中井哲之監督が退任し、34歳の松本健吾新監督の下で臨む新体制初戦となる。 

　同校は1、2年生の全部員にアンケートを実施して暴力やいじめがないことを確認し、広島県高野連から秋季大会の出場が認められた。