( 320711 )  2025/09/01 03:56:37  
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沖縄県で、普天間飛行場の移設に抗議していた女性がダンプカーに巻き込まれ死亡する事故が発生した。

この事故に関する防犯カメラの映像が産経新聞によって報じられると、SNSで大きな反響があり、多くの関心を集めた。

しかし、沖縄県の玉城デニー知事や「オール沖縄」系の議員は映像の内容に否定的で、安全対策として活用しようとする姿勢を示さなかった。

玉城知事は報道内容を批判し、映像の提供に対しても問題視した。

今後、県警の捜査が進んだ際に知事が映像を確認するのか注目されている。

(要約)

( 320713 )  2025/09/01 03:56:37  
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沖縄県の玉城デニー知事=那覇市(大竹直樹撮影) 

 

«歩道後方から足早に近づいてきた女性が警備員と抗議者の間をすり抜け、徐行しながら国道に向かうダンプカーの前に出ていた» 

 

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が、ダンプカーに巻き込まれ死亡した事故。防犯カメラ映像という「証拠」に基づき、産経新聞が昨年10月10日、こう報じると、記事を紹介するX(旧ツイッター)の閲覧数は1000万を超え、SNSでも大きな反響を呼んだ。 

 

この映像は、報道翌日に開かれた県議会土木環境委員会でも閲覧された。事故現場の道路管理者は沖縄県で、安全対策を審議するためだったが、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」系の議員は「映像の出所や内容も曖昧だ」などと反発し、閲覧を拒否した。 

 

玉城知事自身もかたくなに見ようとせず、安全対策に生かそうとする姿勢はない。 

 

さらには、映像の内容を報じた産経新聞に対し、定例記者会見で玉城知事は「捜査中の証拠になり得るものは、報道を差し控えるべきではないか」と批判し、「映像が(産経新聞に)提供されたことは、由々しき問題だ」と強調した。 

 

県警が立件に踏み切り捜査に区切りがついた際に、玉城知事が、ようやく映像の確認に踏み切るのかも注目される。(大竹直樹) 

 

 

 
 

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