( 321023 ) 2025/09/02 04:15:12 0 00 「ひろゆき」こと西村博之氏(2024年7月撮影)
政治団体「再生の道」代表の石丸伸二氏(43)が8月30日配信のYouTubeチャンネル「ReHacQ(リハック)」にゲスト出演。参院選から2日後の7月22日の収録で代表を退任する意思を示したことで、「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏から質問を連続で浴びる一幕があった。
石丸氏は参院選後に石川県を訪れ、ひろゆき氏と、元日本経済新聞記者で現在は経済ジャーナリストの後藤達也氏と合流。そこに同チャンネルの主催者、元テレビ東京の高橋弘樹氏が加わった。
石丸氏は後藤氏、高橋氏の3人で温泉に漬かりながら本音トークを展開。後藤氏から「再生の道は残して、自分はいなくなる?」と聞かれ、石丸氏は「そういうこと」と返答した。
その後、3人は部屋に戻り、ひろゆき氏を交えた4人で本音トークを延長。代表退任の意思を伝え聞いたひろゆき氏は石丸氏に「石丸さんが思う世の中を(再生の道が)実現しようと動いてきたわけじゃないですか。その実現は石丸さんが離れることで遠のきませんか?」と質問した。
石丸氏は「遠のくとしたら、(党は)僕のものでしかなかったから、なくていいなと」と返答。ひろゆき氏は「別の言い方をすると、石丸さんが石丸さんの理想を実現するのは、石丸さんが考えてやったらうまくいきませんでした。なので、他の人の考え通りの駒として動いたらどうですか?」と聞き直すと、石丸氏は「やらないです。僕がやりたいことはやったので」と即答した。
ひろゆき氏も間髪入れずに「ただ、実現はしてないじゃないですか」に切り返すと、石丸氏は「でもやりたいこと…記者会見でもこの言葉をちゃんと言ったんですよ。『できることはやったし、やるべきことはやった』。それは僕自身の話なんですよ。自分が思っていたことは達成したので。選挙に通る通らないとか、議席を取る取らないかっていうのは1つ話としてはありますけど。それが自分にとって本質的にどれが大事だったかといったら、もっと手前の方なんですよ。自分のやりたかったことは」と主張した。
続けて「(議席獲得)できたらよかったけど、できなかったとしても、やりたかったことはできたので。続きをやりたい人がいるんだったら任せたいし、石丸がいないと困るんだって言われるとしたら、この人たちじゃなかったんだなって思うし。そのジレンマなんですよ」と語った。そして「どういう反応されるか分からないですけど」と添えた。
石丸氏は先月27日の会見で、代表を退任した上で9月に代表選を実施すると発表し「当初の予定に沿った」と説明。6月の都議選で42人、7月の参院選で10人の計52人の立候補者が落選しているが「選挙の責任を取る、取らないの話じゃないです。残念ながら」と引責辞任ではないことを強調した。
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