( 321046 )  2025/09/02 04:44:04  
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政治ジャーナリストの田崎史郎氏が、自民党総裁選の前倒しを巡る動きについて、権力の乱用であると批判した。

彼は、岩屋毅外相の発言に対して、政治センスが悪いと指摘し、脅しのように聞こえると論じた。

また、平将明デジタル相は、役職を辞める必要はないと語り、田崎氏は非主流派が権力を手にすると乱用しがちだと述べた。

(要約)

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岩屋毅外相(ロイター) 

 

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が1日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演し、自民党総裁選前倒しの是非を巡って石破茂首相(党総裁)に近い議員から“けん制”する動きが出ていることを「権力の乱用」と批判した。 

 

 先月29日に旧岸田派の小林史明環境副大臣がSNSで総裁選前倒しを求める意向を表明。一方で首相に近い岩屋毅外相は「首相に与えられた使命を果たすのが政務三役の最大の責任。そうでない判断をするなら(辞任が)当然ではないか」と前倒しに賛成するなら役職辞任が当然だとの考えを示した。 

 

 また、平将明デジタル相は「発言、行動は自由にするべき。政府の役職をわざわざ辞める必要はない」と指摘している。 

 

 田崎氏は「平さんの方が政治センスがいいと思う。言い換えると岩屋さんは政治センスが悪い。脅してるみたいなもんなんですよ。それによって反発が生まれる」と首相の側近である岩屋氏の発言をバッサリ。 

 

 「ありがちだが、今まで非主流とか権力ない立場にいた人が権力の側に立つと権力をやたらと振りまわそうとするんです。例えば石破さんが解散権に触れたり…これは権力の乱用ですよ」と辛らつだった。 

 

 

 
 

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