( 321691 )  2025/09/04 06:42:29  
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外国産のナマズ「パンガシウス」が人気を集めており、特に回転寿司チェーン「くら寿司」でメニューが定番化しています。

パンガシウスは価格が手頃で、輸入量は過去10年で5倍に増加しました。

この魚の味はクセが少なく、口コミでも好評です。

安定供給が可能であることから、今後さらに家庭での利用が進むと期待されています。

水産業界でも注目されており、様々な料理への展開が進む見込みです。

(要約)

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外国産魚「パンガシウス」注目 くら寿司で定番化 ナマズの一種、激安で人気 

 

 外国産ナマズ「パンガシウス」の人気が今“うなぎ登り”です。輸入量は10年前と比べて5倍に。水産業界が注目しているワケを探りました。 

 

夫婦(70代) 

「日本のものではないの?」 

「魚かなと思うけどね」 

20代 

「パンガシウス?なんか海にいなそう」 

 

 回転ずしチェーン「くら寿司」に登場した、耳慣れないネタ「活〆(いけじめ)パンガシウス」。パンガシウスとは、東南アジア原産のナマズです。実際に味わってみると…。 

 

夫婦(70代) 

「なかなかいいかも。なんかさわやか。結構さっぱりで夏の感じ」 

50代 

「かめばかむほど甘味が出てくる。予想よりおいしかった」 

 

 名前のインパクトとは裏腹にクセがなく、値段も一皿115円(※一部店舗は150円)とお手頃なのが魅力です。 

 

 去年2月に期間限定で販売されましたが、好評だったため去年11月に定番メニューになりました。 

 

くら寿司 広報部 岡本愛理主任 

「魚価がだんだん上がっていっているなかで、最低価格で販売できる魚を探していて、パンガシウスにたどり着いた。養殖で安定供給がしやすく、まだ世に知られていない魚なので、安くお客様に提供できる」 

 

 パンガシウスは今、水産業界で注目の的です。国内最大級の展示商談会では、企業が売り込みに力を入れていました。 

 

メイプルフーズ 戸恒徹司社長 

「ベトナムのパンガシウスを輸入している。今後ベトナムでフライ・唐揚げ・天ぷらなど現地加工で輸入して販売したい」 

 

 財務省の貿易統計によると、輸入量は去年、初めて1万トンを突破。10年前からおよそ5倍と“うなぎ登り”で、白身魚の代表格・スケソウダラに迫る量にまで増えました。 

 

ラングスター 石塚洋之代表取締役 

「(パンガシウスの)値段は1キロあたり1000円以下。めちゃくちゃ安い。世界中探してもこんなに安い白身の魚はないくらい、とにかく一番安い」 

 

イベントに来た人 

「安いし、お財布に優しいと思う」 

 

 骨も少なく味付けや加工もしやすいため、フライやムニエル、ソテーなど家庭の食卓にも広がっています。 

 

戸恒社長 

「スーパーで売られるようになってから、一般家庭でも普通に食べられるようになりました。これからどんどん利用されていくと思う」 

 

(「グッド!モーニング」2025年9月3日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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