新浪剛史氏が違法成分を含むサプリメントを購入した疑いが浮上し、サントリーホールディングスの会長を辞任しました。

3日に経済同友会の代表幹事として定例会見を行い、潔白を主張するとしています。

サントリーは2日に新浪氏からの連絡で疑惑が発覚し、辞表を受理しました。

警察による捜索では違法成分は見つからなかったとのことです。

（要約）

新浪剛史氏（２０２４年１２月） 

　違法成分を含むサプリメントを購入した疑いが浮上し、１日付でサントリーホールディングス（ＨＤ）の会長を辞任した新浪剛史氏が３日午後３時から、東京都内で経済同友会の代表幹事として定例会見を行う。新浪氏は３日午前、読売新聞に対して「潔白であることを伝えていく」と主張した。代表幹事をはじめとする公職の進退について、会見でどのように説明するかが注目される。 

　サントリーＨＤが２日に開いた会見によると、新浪氏から同社に対して「購入したサプリの件で疑惑が生じている」との連絡があって発覚した。新浪氏は同社に対し、サプリが違法との認識はなかったと説明したという。サントリーＨＤは２日、１日付で新浪氏の辞表を受理したことを発表した。 

　関係者によると、福岡県警などが麻薬取締法違反などの疑いで新浪氏の自宅マンションを捜索したが、大麻由来の違法成分を含んだ製品は見つからなかったという。