静岡空港を運営する会社は、台風15号による駐車場の冠水で車両が浸水した件について、免責事項に該当するため補償できないと発表した。

P5駐車場が影響を受け、予想以上の降水量による被害が発生したが、空港会社はその事態を重く受け止めつつも、天災による損害には責任を持てないとした。

（要約）

静岡空港（資料写真）＝PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire 

　静岡空港を運営する富士山静岡空港会社は9月5日、台風15号の影響で空港の駐車場が冠水し、駐車中の車両が浸水した問題について、免責事項にあたるため、補償はできないとの見解を示した。 

　一部が冠水したのはP5駐車場。台風15号の影響で想定を上回る降水量となり、車両が水につかる被害が発生した。空港会社は「駐車場管理者として事態を重く受け止めている」とした。 

　一方、天災地変や不可抗力による損害は免責事項になっているとして、「当空港からの補償は致しかねる」との立場を示した。 

Tadayuki YOSHIKAWA