( 322435 ) 2025/09/07 06:14:04 2 00 映画『国宝』は「失敗のリスクが高すぎる」と製作幹事を見送った…東宝プロデューサーが読めなかったメガヒットプレジデントオンライン 9/6(土) 18:16 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/1a2f76f313c33b7916f6b4738ccfaf8df90f2bb8 |
( 322436 ) 2025/09/07 06:14:04 1 00 映画『国宝』は、公開からわずか87日間で観客動員886万人、興行収入124億9000万円を突破し、実写邦画として歴代2位の大ヒットを記録している。 | ( 322438 ) 2025/09/07 06:14:04 0 00 『国宝』主演・吉沢亮 - ©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会
映画『国宝』が快進撃を続けている。興行収入は120億円を超え、実写邦画としては、歴代1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開)に次ぐ、22年ぶりの大ヒットとなっている。本作の配給を担う東宝の映画プロデューサー・市川南さんは「ここまで“規格外”のヒットになるとは、まったく予見できなかった」という――。
■ちっとも予想できなかったメガヒット
「賭けに勝ちましたね」
6月6日の映画『国宝』公開初日。舞台挨拶を終えた関係者の打ち上げで、私はこう言いました。李相日(リサンイル)監督、メインプロデューサーであるミリアゴンスタジオの村田千恵子さん、そして現場を仕切ったクレデウスの松橋真三(しんぞう)さんたち製作陣に、「この勢いで興行収入20億超えを果たし、もっと上を目指しましょう」と。
「20億円」という推測は、初日の観客動員数からでした。
6日の午前11時から劇場のデータを取り始め、午後3時までの数字を過去作品と比較すると、動員は好成績。正直ホッとしました。
しかしあの日の私は、今日のメガヒットをちっとも予想できなかったのです。なにしろ「評判もよさそうだから、興収30億円も狙えるかもしれない」というのが、頭の中の期待でしたから。
ところがフタを開けてみると、まったく規模が異なりました。
8月31日までの公開87日間で、本作は興収124億9000万円を超えました。観客動員数にして886万人。
公開当初は、女性が8割で、男性が2割です。50〜60代の女性たちがまず劇場に足を運び、次第に30代40代に広がり、夏には10〜20代の女性、男性も増え始めて今や全世代に及んでいます。しかも初日とほぼ100%の数字が、3カ月経った今でも続いていることが何より驚異です。私自身、映画会社に入社し36年目になりますが、こんな動きは見たことがありません。超異例の興行です。
■「製作」を断念し「配給」を選択
この2カ月半余り、行く先々で「ヒットの要因は?」と訊かれて「わからない」と何度も答えました。
歌舞伎という芸道、そして極道。男同士の嫉妬に男女のすれ違い。「師」とは、「血」とは、「親」とは。しかも「美」とは何か。主人公の一代記でそれらを徹底的に描いた175分の長編が、邦画22年ぶりの100億円突破作になるとは思いもしなかったからです。
じつは『国宝』の映画化が社内で企画されたとき、製作会社としての関わりをわが社は断念しています。「製作幹事作品」として全面的に出資するのではなく、一部の出資と「配給」の立場を選択しました。
■決断をはばんだ3つの“ビジネスリスク”
何が異例で、何が“規格外”のメガヒットを呼んだのか。すでに多くの方が本作の分析をしているので、ここでは映画化の経緯に絞って見ていきましょう。
前述の通り、本作の映画化は「ビジネスとしてリスクが高い」というのが当初の判断でした。
理由は主に3つあります。
---------- ①「古典芸能」というテーマの特殊性 ②「歌舞伎」の再現の難しさ ③ 想定される尺の長さ ----------
結果として175分間、ほぼ3時間という大作になりました。企画が持ち込まれた段階から、「約50年にわたるドラマを映画化すると、かなり“長尺(ちょうじゃく)”になるだろう」という推測があったわけです。長時間の映画を観客は好まない、というのが映画界の常識というところがありますから、企画当初はこれらが“ハンデ”と見なされた。
1つだけでもリスクですが、3つもあったわけです。
ところが、それらは本作の特性として好転しました。結果的に、リスクがメガヒットの源泉になった。だからこそ、製作幹事を務めたミリアゴンスタジオはじめ製作陣は、文字通り「賭けに勝った」のです。
■製作費は通常の実写映画の3倍超
製作費は10億円を超えています。日本の実写映画としては異例といえる高額です。
邦画は3億円規模が通常で、少し高めだと5億円レベル。特撮が多い『ゴジラ』や『キングダム』シリーズは10億円を超えますが、あくまでもまれな例です。なぜなら製作費に10億円かけると、興収の必達額は30億円以上になるからです。ですから、公開当日に私が20億円で「おめでとうございます」と言っても、製作陣は「それだと赤字になるかもしれない」。そう思ったかもしれません。それほど規格外の製作費でした。
勝因はひとつ。『国宝』の製作チームは「おカネのかけどころ」を間違えなかったのです。
例えば、主役の吉沢亮さんは約1年半もの歌舞伎の稽古をし、本作の演舞場「日乃本座」は、京都の撮影所内に巨大なセットで造られています。観客のエキストラの方々の服や髪型も、場面ごとに時代性を再現しています。そこまで細部にこだわりながら、名優の方々を撮影現場に集結させました。
そればかりではありません。約3カ月の撮影期間は、通常の邦画の約2倍に当たります。そもそも脚本づくりに1年以上をかけ、編集、音楽などのポストプロダクションにも時間も費用も十分に注いでいる。かけるべきところにかけること。『国宝』はこうした覚悟の積み重ねです。
■「これ以上、切れない」3時間の長尺になったワケ
映画の完成前に、「ラッシュ」と呼ばれる段階があります。
ほぼ仕上がっている仮編集版をスタッフで試写し、「ここが長い」「ここは説明不足だ」などと仕上がりを最終確認する場です。
通常私は、ラッシュは“1回だけ”観るようにしています。ですが、本作の場合は2〜3回呼ばれ、「尺(時間)をなるべく短くしたいが、どうすればいいか」と、李監督と村田プロデューサーから意見を求められました。
全体で3時間前後あり、音楽もまだつけられていません。だから長く感じられるかとも思いましたが、観終えての第一感は「これ以上、切りようがない」。短くできない。どこも省けない。どのシーンにも力があるからです。結局「もはや、切れない」という判断になりました。
2025年3月下旬。ついに、映画『国宝』完成。しかしゴールは封切りまでの戦いの幕開けでもありました。宣伝活動、そして海外映画祭出品への“詰め将棋”ともいえる戦です。
■『国宝』がくれた“見たことのない景色”
2つの光景を思い出します。
1つは、4月のマスコミ試写会の初日。まだ宣伝も行き届かない時期なのに、2会場の150席ほどが満席に。通常、公開日が近づくにつれて次第に評判が高まり席も埋まるのですが、初日から満場になったのです。歌舞伎通の方なのか、俳優陣への関心か、30〜40代女性のライターの方が多かった。しかも「美しさに圧倒された」と評判が良く、その後の試写会も空席が出ませんでした。
もう1つは、プロデューサー村田千恵子さんが先導した「カンヌ上映」です。「カンヌ国際映画祭に出品します」と先に決め、そこから国内での公開日を決めるという英断でした。もしもカンヌでの上映が決まらなければ、6月初週の封切りは中途半端な船出になったかもしれません。海外ビジネス経験が豊かな村田さんでも、あの退路を断っての進め方は相当な苦労だったと思います。
結果、2025年5月18日のカンヌ・クロワゼット劇場にて、本作は上映されます。私も現地入りし、お客さんたちの反応を見ていました。長時間の歌舞伎の映画がどこまで受け入れられるだろうか。正直なところ、半信半疑だったわけです。
カンヌの観客は見巧者です。興味がなくなると、遠慮なく席を立つ。ところがその日に中座した観客は、初老の男性ひとりだけ。しかも、お手洗いだったのか、少し経つと戻ってきたのです。鑑賞後は、拍手のスタンディングオベーションのみならず、皆口々に感想を述べ合っているのがよくわかりました。
東京での試写会。カンヌでの上映会。全く異なる場で突如として似通う観客のすがたも、『国宝』がくれた“見たことのない景色”です。
■月曜の昼間に客席が埋まった
「ファンダム化」という分析が、本作には当てはまるかもしれません。
「ファンダム」とは、英語の「fan(愛好家)」と「〜dom(領域、勢力範囲を表わす接尾語)」を組み合わせた造語です。ファンダム化とは、ある作品や商品などに対して、単なるファン以上に熱狂的で組織的な「ファンダム(fandom)」を形成すること、あるいはそんな状態への変化です。特徴としては、受け手(ファン)が受動的に消費するだけでなく、能動的に情報発信を行うこと。口コミやSNSでの拡散によって、作品の価値がさらに強化されるといった現象です。
『国宝』も、観客コア層の感動が熱量のある口コミとなり、幅広い世代へ拡大したわけです。
通常はヒットアニメ作品や人気テレビドラマの映画化等で起こる現象が、本作では50代、60代の層から始まってファンダム化したのです。
異変は公開4日目からすでにありました。
公開日の6日は金曜日。つまり4日目というのは月曜日で、公開後に迎える初の平日です。ここで一旦ぐっと勢いが落ちつくのが通常ですが、月曜日の昼間にもかかわらず客席が埋まり、次週、翌週も数字が落ちず、むしろ増えていった。まさに雪だるま式に観客がファンダム化し、今にいたるということです。
9月11日と12日には、第50回トロント国際映画祭(TIFF)で正式上映されます。
また、米国アカデミー賞 国際長編映画賞の日本代表作品にも決定しました。
こうして北米でも、日本の歌舞伎を『国宝』で初めて見る人が生まれるでしょう。その先に想像もつかない現象があるかもしれません。映画には、そうした未知の力があります。
■「いい映画」をつくる5つの要素
そんな映画の普遍的な力を、私は「五角形」の図で説明することがあります。
映画の普遍性とは、①いい題材(原作)、②いい脚本、③いい監督、④いい俳優、⑤いい音楽(主題歌)です。この五角形をクモの巣状に大きくしていくと、“ヒットを目指せる”映画になる。つまり大きな五角形ほど普遍性が高く、五角形のかたちが整えば整うほど、ヒットの目安である「興収10億円以上」を狙えると思っています。
ところが『国宝』のような国民的大ヒットといえる作品は、この五角形が肥大し崩れているとも言えます。何かの力が大きくグンと作用したのです。
何かの力。あえて言えば、それは「時代性」かもしれません。
具体的にはどんな時代性か。正直、今の時点ではわかりません。しかし映画『国宝』には、喜びにしろ、哀しみにしろ、令和の今の私たちの社会を如実に映すノンフィクション性があったのだと言えるかもしれない。そしてそれは、10年後、20年後の未来から2025年を振り返ったときに、よりはっきりと見えてくるものなのでしょう。
---------- 市川 南(いちかわ・みなみ) 映画プロデューサー、東宝取締役専務執行役員 1989年東宝入社。『千と千尋の神隠し』宣伝プロデューサー。『世界の中心で、愛をさけぶ』『永遠の0』『君の名は。』『シン・ゴジラ』『ゴジラ-1.0』製作。現在、取締役専務執行役員。 ----------
映画プロデューサー、東宝取締役専務執行役員 市川 南
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( 322437 ) 2025/09/07 06:14:04 1 00 映画『国宝』に関する多くのレビューや感想から、以下のような傾向や論調が見られました。
1. **俳優陣の演技の素晴らしさ**: 主演の吉沢亮と横浜流星に加え、すべての出演俳優が高い評価を受けており、彼らの練習や演技が映画を成功に導いたと述べられています。
2. **映像美と音楽**: 映像表現やカメラワークの美しさが多くのレビューで称賛されており、特に音楽との融合が映画の感動を増幅させているとの意見が存在します。
3. **中毒性とリピート観賞**: 感情に訴える作品であり、多くの観客が再度映画館に足を運びたいと感じていることが強調されています。
4. **題材と作品名の効果**: 歌舞伎をテーマにした作品に対する興味や、タイトル『国宝』が引き起こす興味が広く、人々を惹きつける要因となっています。
5. **マーケティングと口コミの重要性**: 映画は初期の口コミで広がり、多くの人々が劇場での鑑賞を勧め合っていることが記されています。
6. **長尺の効果と映画館での体験**: 映画の長さを気にする観客もいる中で、実際にはその長さが観る者を飽きさせず、映画館での体験として非常に価値のあるものとされる意見が多く見受けられました。
7. **海外への期待**: 映画の評価の高まりから、今後の海外での上映にも期待が寄せられている部分があります。
全体を通じて、映画『国宝』は予想を上回るヒット作であり、特に俳優陣のパフォーマンスや映像の美しさが高く評価されていることが明確です。 | ( 322439 ) 2025/09/07 06:14:04 0 00 =+=+=+=+=
原作、脚本、音楽、カメラワーク、色々と素晴らしい点はあるが、最も評価されるべきは俳優陣の素晴らしさ。主役のみならずスクリーンに登場した全ての俳優が素晴らしかった。だからこそ3時間近い長さでありながら観る者を飽きさせないのだと思う。勿論、この作品を撮った監督の手腕も見事。
▲1154 ▼66
=+=+=+=+=
業界を少し知ってる身として1番気になるのは、一体どういう作用で10億という予算がついたのかということ 結果を知った今なら後付けでいくらでもヒット要因を説明することはできるが、このプロデューサーが言うように万人受けしない題材と長尺という、映画が斜陽産業と言われてきた要素だらけ 出資する側もまさかここまでヒットするとは読んでなかったはずで、いつかプロジェクトXあたりでそこらへんをクローズアップして欲しい
▲606 ▼30
=+=+=+=+=
5月くらいに映画館で予告を見たとき「あ、これ観てみたいな」とすぐに思いました。原作の小説の存在すら存じ上げませんでしたが。個人的な感覚ですが日本伝統芸能を縦糸のテーマに、それに翻弄される若者たちをとりまく人間関係、主人公男性二人の生きざまを横糸のテーマにして淡々と描いたのが共感と感動を呼び、映像美の美しさからリピーターが増えていったように感じます。自分は漫画やアニメも大好きですが「昭和元禄落語心中」が好きな方にも刺さる内容かなと思います。「血」と「才能」、自分にはないものにお互い惹かれ求めあうというテーマは日本人には好みドンピシャなんだろうと思います。昭和元禄落語心中なら「死神」、国宝ですと「曾根崎心中」、作中に出てきて「実際見てみたいな」と素人に思わせる、これが本当にすごいと思います。
▲451 ▼25
=+=+=+=+=
中身はもちろん素晴らしかったが、作品名が「国宝」ってしたのもよかったと思う。これが歌舞伎なんたらとか、よくわからない言葉とかだったらそこまでいろんな人に興味を持たれなかったと思う。 自分は前情報なしで見に行ったが、国宝?なんか壮大なイメージだし日本のどんな宝だ?って興味を持った。ドラマでもいえるけど意外と作品名は興味を引くかどうかで大事な要素。
▲432 ▼19
=+=+=+=+=
古典芸能とか長尺というリスクもありましたが、主演の吉沢亮、横浜流星の2人に魅せられましたね。もちろんお客さんを呼べるネームバリューある2人ですが、その2人がどこまで稽古を積んでこの域に達したのかと想像するだけで頭下がります。 そして2人の学生時代の役を務めた若い子も良かった。 大ヒットの要因にリピーターの多さもあると思いますが、私ももう一度見たいと思いましたが、公開から3ヶ月まだまだ満員御礼のようですね。
▲225 ▼9
=+=+=+=+=
私自身、公開をとても楽しみにしていたし(だから、吉沢氏の事件が起きた時は公開がかなり遅れるのではないかと肝を冷やしたほどだった)、間違いなく素晴らしい作品だろうと期待していたが、まさかここまで幅広い層に受け入れられるとは予想していなかった。もう4回観たが、つらく重たい空気感もあるのにまた観に行きたくなる。
▲348 ▼18
=+=+=+=+=
愛好家の口コミではそこまで広がらない。 今回は見に行った大半が同じように映画館で見ることをお勧めするという純粋な口コミが雪崩のように起きた。 メディアの露出も番宣も少なかった。そういう持ち上げが通用する時代じゃない。 映画の素晴らしさがネットでダイレクトで広がる時代。
▲503 ▼23
=+=+=+=+=
公開前、最初に吉沢亮さん単独のポスターを拝見した時点で、「これ観たいな〜」と思っていました。「国宝?あなたのご尊顔のこと?」と思うほどあまりに美しいポスターでした。とは言え普通なら映画館まで見に行くには至らないのですが、あまりに話題を耳にすることが多く、「これは歴史に残る映画になる!」と焦って、ちょうど公開3ヶ月の日に鑑賞。気づいたら涙を流して観ていました。このまま、歴史を塗り替える所を是非この目で見届けたい。
▲140 ▼7
=+=+=+=+=
鬼滅の刃が始まったら上映回数減って終わってしまうだろうと思って公開早々に観に行きました 長編の邦画を観るのは「怒り」以来 それより長い3時間でしたが圧倒圧巻 原作をだいぶ摘んでいるので 私にはもっと長くてもよかったくらい それからは周囲みーんなに勧めました 勧めたほとんどの人から観たよ!と返事が来て なかには映画館に行くのが数年振りだったり 原作を買って読む人もいたり 初めて歌舞伎を観に行く人までいました 私の周りでは年齢幅広く盛り上がってます
▲260 ▼14
=+=+=+=+=
国宝、cmもなんの前情報も見ずに公開して最初の方に観に行きました。ほとんどどんな話かも知らずに…どの俳優さんも素晴らしくて全てのキャラクターが素晴らしかったと思います。子役の方が素晴らしかったと思います。幼少期は短く終わるものですが結構長くしっかり尺があったがその間最初の出だしから私の心を掴んでかくれて、黒川想矢さん。大ファンになりました!田中民さん!素敵でした!ありがとう!!
▲92 ▼5
=+=+=+=+=
映画館の鑑賞環境はシネコンが主流になってからすごく良くなりましたね。 大きな劇場での公開が売りだった時代は本当に見にくい席があったのですが、シネコンなら何処の席でも視角が気になる程度で十分鑑賞出来ます、音も良いし。
個人的見解としてはそういう映画館で観たい作品について、尺は気にならない方は少なくないと思います(トイレ問題は切実ですが)
また、貯めておいた録画や配信でドラマや映画の一気見をしていれば3時間なんてあっと言う間です。 映画館上映だけでなく、配信で収益を上げる時代なので、昔ながらの上映時間を気にするくだりはもう古いんだなって感じましたね。
▲4 ▼2
=+=+=+=+=
『国宝』のメガヒットの要因は、映像と音楽が完璧にマッチしていたことだと思います。私は昔から「心に残る映画には、心に残る音楽が欠かせない」と感じてきましたが、『国宝』はその点で他の邦画とは一線を画していました。特にエンディングの主題歌は、音の美しさと歌詞のマッチ感に感動し、涙が止まりませんでした。エンドクレジット後もしばらくその余韻に浸り、心が震えました。
今後は海外でも大ヒットを願っています。海外の映画館ではエンドクレジットが始まると多くの人が席を立ってしまう傾向がありますが、『国宝』はぜひ最後の最後まで観てほしい作品です。主題歌に翻訳を加えることで、エンドクレジットまで観客が作品にしっかりと向き合ってくれるかもしれません。『国宝』はアカデミー賞の国際長編映画賞のみならず、主要部門でも受賞を狙える世界レベルの映画だと確信しています。
▲31 ▼3
=+=+=+=+=
ネトフリやアマプラ等サブスクが家の中に入ってきて、以前は「映画館で観る映画を家で観る」感じだったのが「映画は家で観る」ものに半分なってしまった。ただ、よく言えば映画に触れる機会はむしろ増えたとも言える。その上で「国宝」の予告を観た時は、これは家で観るものじゃない直感が働いた。テレビサイズで観たくない、そんな「映画サイズ」を感じたのだ。映像に浸る、そんな体験を久々に味わう事が出来、期待を裏切らさなかった。日本の伝統芸能の臨場感と没入感を映像にしたことが、この映画の素晴らしい魅力。
▲73 ▼5
=+=+=+=+=
映画が当たるかどうか、は封を切ってみないと分かりませんね。 ハリウッドでは高騰する制作費を映画会社単体で賄うことが難しく、債券化してお金を集めているとも聞きます。 日本の経営陣はバブル以降、リスク回避が最優先で、決断が遅くリスクを取らないため、産業分野でも諸外国に遅れを取っています。 またサラリーマン社長ばかりになったので、社内政治が得意な方々が役員になるのでしょうね。 流行はあるラインを超えると爆発するのではないか、と思います。普段観ていない・利用していない方々が観るようになったり、購入するようになるため、増えるのでしょう。 映画も前評判が高いのにつまらなかったり、逆に話題にならないような映画が良かったり。毎月の映画館通いは、一種のギャンブルのように思っています。
▲96 ▼14
=+=+=+=+=
封切りされてから直ぐ見に行ったが、全然事前情報なしであった。
175分は長尺と言われるが、私の若い頃の名画は、いずれも長尺であった。七人の侍、風と共に去りぬ、アラビアのロレンス等々、映画の歴史に残る名画揃いだ。
世の中の進むスピードが速まり、人々が気短になったとはいえ、いい映画を作れば喜んで見てくれるだろう。それは、昔も今も同じだ。
見ての感想は、俳優たちの名演とカメラワークの素晴らしさ、映像美であった。それに、あの曽根崎心中はとてもいい。
歌舞伎で見たいと思うが、曽根崎心中は中村鴈治郎一門のお家芸らしい。だが、東京で是非とも見たい。願いは、叶うだろうか。
▲20 ▼0
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今日やっと見る事ができました。公開から3ヶ月経っていましたが本数は少なくなったとはいえ、満席。 映像の美しさ、俳優陣の練習の成果、素晴らしかった!ラスト付近はなんだかわからないけど、涙が止まりませんでした。中学生の息子ですらなんかわからないけどすごかったと。大人の私ですら感想を上手く言葉で表せられないけれど、素晴らしいの一言でしか表せられないです。歌舞伎も観に行きたくなりました。
▲103 ▼9
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スプリットで漫画が連載しててそっちが面白いから気になって映画も見た。三時間の映画だけど原作からは相当削ってる。映画見てて歌舞伎に戻る時の経緯が結構曖昧だったからカットされてるなと気になってそこだけ小説で補完。最初の宴会で歌舞伎の真似事やってた時に一緒に踊ってた子分?兄弟分?が終盤まで一緒にいるのに全カット。漫画にあって映画にはなかったシーンもあったからどっかでちゃんと小説も読みたいね。
▲89 ▼12
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予告編を観た時に「すごそう!」とは思ったけど、内容が重そうだし、歌舞伎そんな関心ないから評判見てからにしようと思ってた。 公開されるとラジオのパーソナリティや出演者が「国宝すごすぎた」と口々に言っているのを聞いたのと、SNSで「吉沢亮、こんな大変な作品やってたらそりゃストレス溜めて事件起こすわ…」など評判を聞いて「これは見るべきなんだ」と思って2週目に行って観ました。 最近は1.25〜1.5倍で字幕ガイドもあるからストーリー追って観るだけが多かったけど、『国宝』は「『映画館で観るべき映画』というジャンル作ったんだな〜」って思いました。 どうせならボンタン飴とコラボして欲しいかも。 あと、ポップコーン食べても迷惑にならない映画なのか事前情報欲しいですw 国宝では買わなくてよかった…。
▲0 ▼0
=+=+=+=+=
NHKのニュースで、「国宝」が興収100億円を超えたと知り、さっそく観に行った。
175分があっという間だった。50年の長き歳月を描き、歌舞伎という特別な題材を扱かったものではあるが、あと1時間くらい観ていられると思った。
登場する俳優陣の “役” への同一化、女形を演じる 吉沢亮と横浜流星の旨さ。歌舞伎を、1年以上稽古した努力の成果だ。
これからも、興収は増え続ける筈だ。世界での躍進も容易に想像できる。
▲56 ▼3
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評判になっていたので7月ごろ、そこまで期待せずに見に行きました。 最初の雪のシーンでの永瀬さんが凄くて、そこから一気に引き込まれました。 自分的には、最後の鷺娘のシーンが最初の雪景色へとつながったところで、ふわっとどこか違う次元へ連れていかれるような感覚になりました。 これが喜久雄が見たかった景色だったんだと、すべてが腑に落ちて、そこからはなぜか茫然自失してました。 又吉さんが、「くらった」という感想を述べられていましたが、まさにその感覚でした。
▲25 ▼2
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この映画は何十年に一本の大ヒット作だが、映画を見た人たちの評価が大ヒットにつながった。主演の2人の演技が際立つが、映画製作に参加した人たち全員の努力が実った作品だと思う。
▲243 ▼14
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公開前から李相日監督と吉田修一原作という事で気にはなってだけど、上映時間の長さと歌舞伎舞台の人間ドラマというので観に行くのを躊躇してました。 国宝を見た人たちのSNSが全て高評価だったのを見て、まぁ一度観ておくか。って気持ちで観にいったら物語にスッと惹き込まれ3時間弱という長さはあっという間でした。本当に観てよかった。歌舞伎を知らない素人ですが、物語の中で演じる歌舞伎の演目が素晴らしかったし、物語の構成も映像もエンドロールの歌も全て良かった。 アニメ作品とかドラマからの映画化作品じゃなく、こういった日本映画がこんなにヒットするなんて、なんだか嬉しくなる。
▲4 ▼0
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予告から世界観が出ており実際の本編も裏切らないどころか期待以上。俳優陣の演技力とその裏の努力を感じ映像美に圧倒された。話しのテンポが良いのか本当にあっという間の3時間。事前に長さの心配をしていたがまだ観ていられると思えた。出会えて良かった1本でした。
▲35 ▼2
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4月ごろ原作本に吉沢亮さんのカバーがついていて、吉沢さんそろそろほとぼりがさめたかな、て原作を少し見たら、これはとんでもない映画になるのでは、て思ってすぐ映画の情報調べました。上下巻なのでその場で買いはしなかったのですが(汗)。
映画を見たら余白も少し感じましたが、原作を読んで埋めたくなる余白でした。 確かインタで長尺かつ圧縮してでも前後編にはしたくなかった、て聞きましたが納得でした。個人的な感想ですが、映像だと時間の怖さと優しさを本で読むよりも感じるので、真ん中で切ると感じにくくなる。 しかも原作読んだ方から否定的な意見とか殆ど聞かない。逆に原作を読むと映画がもっと見たくなる。映像化のお手本だなと思いました。
しかもグッズや入場特典などの物で釣ってないのが凄い。これがあると特典無くなると冷めやすいですが、純粋に内容目当てだから金曜日も木曜日も同じ構えで見に行ける。
▲12 ▼2
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海外での上映を海外で観たい気持ちがある。できれば日本語の英語字幕がいいが吹き替えでもいい。海外で上映が始まったらYouTuberが海外で国宝を観た動画をアップすると思うから他人の感想を見聞きするより自分で体験したい。
▲63 ▼12
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映画見て、見上愛さん演じる愛人(藤コマさん?)の方にお金を支援してたのかが不明だったので、最後、記者になった娘さんに文句言われるのは、しゃーないよなぁとは思いました。ただ、キクオとしゅんぼん二人の仕事に対する本気の取り組み方は社会人として参考になると思いました。あれくらい情熱を持って取り組めたら何かが生まれそうな気はします。
▲40 ▼6
=+=+=+=+=
こんなに中毒性の有る映画は初めてで、観終わった後にまた観たくなります。 何度観ても飽きが来なく新しい発見や喜久雄や俊坊の気持ちが痛いほど刺さります。 映像、脚本、監督、名俳優、良い曲が一つになると素晴らしい大作になるのが分かりました
▲111 ▼6
=+=+=+=+=
記事中にあったが、50代~60代の女性層をつかんだことが、国宝のヒットの源泉になったと思う この層は映画に限らず、あらゆる分野で流行には一番乗らない層 ここに刺さると結構なムーブメントを引き起こす 映画ではないがWBCがまさにそんな感じだった この難航不落のマーケット層が、どうして動いたかの分析記事は是非読んでみたい
▲78 ▼7
=+=+=+=+=
公開初日の午前に観に行きましたが、95%くらいが20~40歳くらいの女性でした。 最初は俳優目当ての客層、そこから出来の素晴らしさで口コミで上の世代に広がっていった感じがします。 上の世代は財布も分厚いし平日に行ける。その客層を掴んだのは強いと思います。
▲51 ▼6
=+=+=+=+=
日本の配給製作会社の中では最もヒットへの嗅覚が鋭いはずの東宝ですら難しい判断をしたというのが面白い。 エンタメの世界では想定以上のヒットもあるし想定以下のコケもある。国宝は見事に想定以上の大ヒットとなったということだろう。 実際初動の数字で100億超え予見できるのはほとんどいないはず。何年も映画興行の数字も見てきたが、こういう毎週前週超えするタイプのヒットは年数作しかないし、その中でも100億超えになるのはレア中のレアケース。
▲153 ▼6
=+=+=+=+=
今の時代、映画では短すぎて、日本、海外ドラマで多い12から24話くらいで、絡み合ったいくつもの伏線の回収を観ないと満足できなくなっている気がします。3時間でも短くて、4時間超あったと言うディレクターズカット版を早く観られるようにして欲しいです。さすがに中国の歴史ドラマや三体等くらいになったらシーズン分けて欲しいけど。
▲18 ▼3
=+=+=+=+=
興味深く読んだけど、最後のヒットの要因で「時代性」を挙げているのは違うと思ったかな。 どんな時代だろうとこの作品は成功したと思います。 この方の言葉を借りるなら、いい映画を作る要素の「原作」も「監督」も「演者」その他の何もかも外れ値レベルで、巨大な五角形が生まれただけです。 めちゃくちゃ長いし、歌舞伎というテーマは流行りではないし、何なら話の筋は暗いし、そういう部分でマイナスの影響はあるんだろうとは思います。 けどそれら全部を面白さと美しさで踏み潰して、今の数字があるんでしょうよ。
▲10 ▼2
=+=+=+=+=
正直シナリオは、舞台で突然血を吐くシーンが何度も展開されるなど説得力に欠けた。またセリフも平凡でつまらなかった。それでも俳優陣、また多数の歌舞伎俳優の力量が映画として成立させヒットさせた要因だと思う。
▲6 ▼11
=+=+=+=+=
原作が朝日新聞の連載だったのは、とてつもないアドバンテージだったと思う。長期間毎日新聞広告を打ってたようなもんだから。あれだけのスペースを広告枠として確保するには1日1000万円はかかる。つまり十数億円の広告費をあらかじめタダで使っていたようなもの。
しかもそこに歌舞伎ファン全てがのってくる。歌舞伎好きでこの映画を見ないなんてありえない。
さらには監督のファンと原作者のファン、そこに超豪華俳優陣それぞれのファン。
20億いかないなんてのはありえない布陣だっだと思う。
▲16 ▼9
=+=+=+=+=
8月の終わりに別の映画を見に行った際、「売り切れ」の表示に驚いた。
イオンシネマの中で小さめのシアターだったが、それでも「売り切れ」は初めて見たし、公開から2ヶ月半、それも平日昼間だもんな。
まぁあの出来なら理解できるが、それにしても凄ぇよ。
▲14 ▼3
=+=+=+=+=
長さを感じない良い映画で沢山の人が観るといいなとは思ったけど、結構映画を映画館でみるほうなので観覧歴の勘でおそらくヒットはないだろう、ひっそり終わっていくんだろうと思った。本当にごめんなさいです。ヒットして嬉しい。
▲45 ▼8
=+=+=+=+=
国宝面白かった。美しかった。今この時代に生きてて見られてあぁ良かった、と思った映画の一つ。鬼滅の刃も。君の名はも。RRRもそう思った。素敵な作品を本当にありがとうございます。寿命が伸びる気がします。
▲14 ▼2
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大河ドラマ「べらぼう」主演横浜流星さんの存在も大きいと思います。 横浜さんはNHK出演の実績が無く、いきなり大河の主演が決まりました。若い世代には知られていても、古くからのNHK&大河ファンにとって横浜さんの情報は皆無。 蔦重やってるあの人誰?と思っている所へ「国宝」。吉沢亮さんと共演、しかも女形、となれば興味もわくでしょう。 月曜に観客が多いというのも頷けます。「蔦重→俊ぼん」この流れも影響していると思います。
▲76 ▼54
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いかに昔ながらの感性の人をやらせるべきではないかがわかるな。テレビ周りも昔のままで古い人しか見ないからどんどん落ちてるわけでな。 制作は有名アニメ制作の子会社らしいし、ヒットしたアニメやらを作る側が最先端だとわかる事例だろう
▲29 ▼8
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これだけのヒットを目の当りにしたら、日本アカデミー賞最優秀作品賞とキネマ旬報・日本映画第一位を取ると思ったから・・・はっきり言えば、「ミーハー」感覚で、公開から2か月以上経った8/21に観に行った。
感想は、「歌舞伎の世界は、実際にいろんな事があるもんなぁ~。この映画もちゃんと再現してるなぁ~。原作も、ちゃんと読む事に決めた」。
まだ、観ていない人は・・・生きている間に、ぜひご覧あれっ!
▲11 ▼2
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子供じゃないんで2時間ぐらいの尺じゃ物足りない。第一子供の時見ていたヤマトとかのアニメは2時間半はあったし、3時間以上見れたらチケット代安く感じるし内容も充実するしいいことづくめ。 やっぱり吉沢横浜たっぷり見たいよね。めちゃ惹かれる。
▲31 ▼3
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先日、国宝を観に行って面白かったのは、オンライン販売でガラッガラだったのに実際は結構客が入ってた事。(13時上映開始のチケットを当日の11:30頃に取った) 9月の平日だったのもあってか、客層は結構高め。 ネットでチケット買おうとか思わない人が多いのだろうね。
鬼滅はオンラインの埋まり具合と実際がそんなに変わらなかった。(前日に取ったのに)
▲14 ▼3
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演者の気迫が画面から伝わってくる素晴らしい映画。 映画館に行く意味があるので、多くの人が足を運んでヒットしているんだと思う。 自分ももう一度、劇場に行きたい。
▲130 ▼7
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予想を遥かに超える大ヒット良いね!
クリエイティブな仕事って、最終的に採算が取れるかどうかギャンブル 制作にお金を掛けても興行収入がそれを超えなければ赤字
人の心を動かすような作品を作るとなるとそれなりにお金は掛かるもの
それにお金を払う人が居なかったら? 人の心を動かすような作品が生まれるチャンスが減る
例えば小説なんてどんなに凄い作家が居ても 活字離れもあり、小説家も飯を食っていけるか分からない
居酒屋だって、どんなに良い料理と酒を振る舞っても、お金を落としてくれる人が居なければ閉店とあいなる
俺は声を大にして言いたい! あなたがお金を落とすことによって色々なものは成り立っている
俺の親父は勉強しろとか野暮なことは言わなかったけど 好きな本があれば買え、好きなものにケチるな
コスパ、タイパの世の中だけど 何かを削るということは 実は大事な部分も削ってるということでもある
▲1 ▼0
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今日、観てきました。良い映画でした。My Best映画の覇王別姫に似たストーリーでしたね。覇王別姫は中国の時代背景の重さ、コンリーさんの迫真の演技も絡み重く感情を揺さぶる映画で、お勧めです。
▲15 ▼2
=+=+=+=+=
映画が公開になる前(たぶん一年近く前かも?)、他の映画の前に流れる宣伝で友人たちに「すごい映画ができるよ!」とLINEしました。容姿端麗な二人の若者、その二人がいかに真摯に演技に取り組んでいるかを他の番組からも知っていたし、期待しかなかったです。反対にこれだけの俳優たちを使って安っぽい映画を作っていたら今頃、劣化の如く怒り、あちこちに怒りの投稿をしていたと思う。それぐらい一般の人は期待していたので、初日の興行成績は当然だと思っています。なぜ版元の朝日出版やはじめ、プロの制作サイドが想像さえできなかったのか、不思議です。
▲4 ▼0
=+=+=+=+=
作品のことを思うと東宝は配給を選んで正解だった。
どうしてもいい作品を作るより売れる/失敗しない方法を取りたがるから・・Netflixが成功したのがまさにいい例。いいチームに金を預けて作ってもらうのが今の時代あっているのかもしれない。
▲6 ▼0
=+=+=+=+=
妻に言われて行きましたが、三時間が全く長くなく内容と映像美に圧倒されました。
味のある俳優ばかりでしたが田中泯さんの怪演は本当に素晴らしく歌舞伎という伝統芸能の暗部をよく表していたと思います。
▲15 ▼1
=+=+=+=+=
本来、作品の良さを世間が認めるというのは、こういう事なのではないかと思う。作品を見た方が、「なんか凄かった」っていう口コミで、今ここまで来てる訳だし。
相次ぐ特典の発表で観客数を稼いでる、例のアニメ作品。 あれだって、普通に上映しても、それなりに興行収入あるだろうに。原作者は承認してるのだろうか。それとももう、手放してしまったのか。 熱烈ファンからすればありがたい事なんだろうけど、第三者として傍から見てると、いいように使われてるだけの気がしてしまう。 AKB商法を、映画に応用してやってる感じ。どうにも、あの作品が日本歴代最高興行収入だという事実が、受け入れがたい。 転売屋の介入もモノ凄いと聞いてる。そいつらは、映画が見たくて来場してるのだろうか。
▲24 ▼8
=+=+=+=+=
とてもいい記事。ただ一点不満なのはカメラワークへの言及が足りないと感じる。削りようがないのは珠玉のカットの連続だからで、こんな最高レベルの映像は監督が指示してできるものではないはずだ。すごい作品を鑑賞させていただいた。ありがとうございます。
▲34 ▼5
=+=+=+=+=
30年ぶり位に映画館で見た作品が本作です。完全な口コミの影響。簡単なあらすじは血縁関係の無い男が歌舞伎の世界に入り紆余曲折あり大成する話。特別どんでん返し等起伏のある話では無い。けど多くの人の感想と同じく素晴らしいの一言。今制作費の多い邦画の多くはアニメ原作とテレビドラマの続き。国宝がこれだけヒットする予想が出来ないのは当然と思う。アイドル系の俳優は出演無し、派手なアクションも無い。本当に博奕だったと思う。これだけ素晴らしい作品が売上も含め評価されて本当に良かったと思う。個人的に一番印象に残ったのは横浜流星さんの芝居。歌舞伎のシーンは吉沢亮さんより上手くしてはいけないが下手にも出来ない。塩梅が相当難しかったはず。主役を立てるとは正にこの事と思う。
▲65 ▼12
=+=+=+=+=
私も予告編と妻の勧めで見たタイプだか、 なぜヒットしたか?ってのは明白。
吉沢亮と横浜流星にピックアップした宣伝と、 片方はヤクザの息子で天才。 片方は歌舞伎のサラブレッド。
この設定が興味をそそらない訳がない。って事。
特に予告編のビルの屋上で化粧が崩れた吉沢亮が泣きながら舞うシーンのインパクトは大きかったと思う。
▲8 ▼2
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色んな要素が絡み合っているけど やっぱり吉田修一先生の国宝がまず素晴らしい原作であったことと 実写化不可能と思われるこの本を映画化に成功した李相日監督の手腕がまずあると思う キングダムを観て吉沢亮なら喜久雄ができると、まだ大河主演も決まる前の若い俳優の素質を見抜いた眼力 (それに答えた吉沢亮さん、素晴らしい) 妥協しない撮影、演出、編集、脚本に奥寺さん、美術は種田さん、撮影に海外のソフィアンを招いたことetc 制作側は『賭けに勝った』感覚なのかもしれないですが、観客側からすると『なるべくしてなった』大ヒットです
▲24 ▼3
=+=+=+=+=
予告編からかなり力は入ってたから、完成してからは50億くらいは狙ってたのでは。 公開時期をズラしたのも、コナンとも鬼滅とも間隔が取れてむしろよかったのでは。 邦画100億同士で潰しあいにならなかった。
▲51 ▼18
=+=+=+=+=
元は朝日新聞の朝刊連載小説だったのに、映画化には手を上げなかった朝日新聞も今頃地団駄踏んでるかもね。 もし海外の映画祭(賞)で評価されて、海外市場で幾らかの興収があったら、さらに悔しいだろうな。ちょっと海外では理解され辛いところがあるから、世界的大ヒットにはならないかなと思っているけれど。(欧米は異国感で惹きつけられても、中国とかインドとかてはどうかな?な感じ)
▲41 ▼14
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知人が「国宝」を見て感激していました。私も来週、時間をつくり拝見いたします。やはり、賭けというものも必要ですね。あの侍タイムスリッパーも賭けでした。池袋のロサ会館も偉かったです。時にはばくちもやりませんとね。
▲27 ▼6
=+=+=+=+=
公開前に予告を映画館で観たときから観に行くつもりでいました。女形の二人の映像がきれいだったので。口コミで観客も増えたでしょうが私みたいな人がどれだけいたか気になります。 8番出口は評価が低い割には動員数が100万人越えたそうですが(こちらも観ました) 何なんでしょうね。
▲48 ▼9
=+=+=+=+=
観に行って分かったのが、2回目3回目と、観に行きたいと思える作品だったということ。 今まで観に行った映画で、2回観に行ったことはありません。 でも、国宝は絶対に2回は行かないと!と、思わせる映画でした。 実際、私が行った時、隣の方は2回目だと仰っていました。 内容が深いので、最低でも2回は観たいです。
▲60 ▼4
=+=+=+=+=
なにが当たるかなんて、そりゃあ誰にも分りません。分れば苦労しない。だからこそ映画屋は、ウケ狙い映画ばかりじゃなくて「真にイイ映画」を目指すべきなんじゃないですかね。作品名は挙げませんが「そんなの劇場じゃなくてサブスクや円盤で充分だろ」てな作品が昨今は多すぎるよ。
▲24 ▼3
=+=+=+=+=
見に行ったけど、良い点が多すぎて えらい映画をみたもんだな という感想です
あえてひとつ取り上げるとするなら 血の継承というテーマが観ていて胸を締め付けられる気分ではありました
これに苦しんだのは主人公だけじゃないよね
▲26 ▼2
=+=+=+=+=
スゴく細かくてストーリーに関係ない箇所ですが、自動車の車種やナンバープレート、車検ステッカーが時代ごとに違っていて、細部にまでこだわっているのが分かりました
▲35 ▼2
=+=+=+=+=
配信で家で観るのもいいけれど、映画館で観るのもいいものだな、と「国宝」を見終わった時に思いました。 また、映画館に行きたいな、と思わせてくれる作品でしたね。
▲16 ▼1
=+=+=+=+=
同僚が映画を見て原作読んだ上でもう一回見てきたと言ってた。複数回見ると細部がよく理解できてよかったと言ってたからリピーターも多いんだろうな。
▲17 ▼1
=+=+=+=+=
公開前、公開当初に宣伝、番宣 あんまりなかったですからね。 私は松竹の映画の予告で初めて知ったくらい。 そこからも東宝ではあんまり 期待されていなかったことは汲み取れます。
▲11 ▼1
=+=+=+=+=
ようやく先週鑑賞 それでも劇場はほぼ満席、公開直後でもなかなかない光景 3時間なのでトイレが心配(笑)とか思っていたけど、トイレに行くのも忘れていたほど見入っていた 良い出来で大満足だけど、製作側としてはヒットするかどうかは賭けだったんだろうなと
▲5 ▼1
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ハイリスクあってのハイリターンでしょ。過去に東宝は、50周年記念作品で「幻の湖」とかいう伝説級の怪作で大爆死していましたなあ。あの作品の企画を見てリスクを感じなかったのだろうか?あの意味不明の内容なら、素人でも失敗すると判断するよ。いい映画(企画)や優れたスタッフの可能性を見分けることが出来ないのなら、映画屋を辞めた方がいいよ。向いていない。
▲8 ▼1
=+=+=+=+=
それにしても吉沢亮さんの女方の美しいことと言ったら! いくら美しい俳優さんと言っても男性ですから白塗りしたらどうなのかなと思っていましたが、あまりの美しさにびっくりです!
▲8 ▼1
=+=+=+=+=
原作はまだまだあるらしいから、 大河ドラマやネトフリドラマでも良かった気がしたが 映画の方が売上的においしかっただろうしよかったね。
▲9 ▼2
=+=+=+=+=
話の内容は全く違うのですが、出てる面々から、「ハゲタカ」を思いだしました。 なんとなく、テイストも重厚さも似ていて、ハゲタカファンにも刺さるだろうな、と思いました。
▲14 ▼2
=+=+=+=+=
9年前の「君の名は。」も、メガヒットを全く予想できなかった。新海誠作品の興収は今まで1億円くらいで、「今回は20億円くらい狙いたい」と思っていたら、その10倍を超えた。
▲17 ▼2
=+=+=+=+=
ああその時、"筆頭" 幹事になっていれば〜、 (自社製作ならともかく)製作委員会なのだから勝負に出てもよかった・・ まあ配給だけでも関わって相当な利益をあげているんはずですが。 ビジネスとして考えると映画製作ってほんとうに難しいですね。 ここまでの大ヒットは誰も予想がつかないと思います。
▲3 ▼0
=+=+=+=+=
まあ結果論だから言ってもしょうがない。 映画時間は長く、題材も万人受けするものではないしね。
予算に余裕があって損失でてもやむなしくらいの覚悟がないと挑めないだろうな。
▲13 ▼2
=+=+=+=+=
歌舞伎なんだから本来は松竹なんだろうけど でも松竹だと歌舞伎と距離が近すぎてこういう映画は作れなかっただろう
▲34 ▼5
=+=+=+=+=
秋から海外公開が控えているけど、海外の興行は邦画の興行収入にはカウントされないのかな?歴代一位に届いてほしいなあ。
▲19 ▼2
=+=+=+=+=
>何かの力。あえて言えば、それは「時代性」かもしれません。
今度ばかりは「時代性」等の批評的な見方では語れない気がするのだが。 「普遍」「古典」的な作品を作ったからこそのヒットでは無いのだろうか。 裏を返せば、直近の実写邦画がそうした王道から逃げ続けてきた、 という証左でもあるのだろう。
▲10 ▼1
=+=+=+=+=
汚く目を背けたくなる絵の連続、乱暴で意味不明の言葉、特異な人物が繰り広げる訳のわからないストーリー。 なんだったのこれ?みたいな映画がとにかく多すぎるからね。 そんなのに限って映画界では高評価。
▲18 ▼4
=+=+=+=+=
映画「かくかくしかじか」を観に行ったときに予告で観て「これは絶対観ねば!」と思っていた作品。観た回は10回を超えました。
▲23 ▼2
=+=+=+=+=
自分が見て感じたのは吉沢亮さんの演技力の凄さでした。 只々その演技力に引き込まれた感じです。
▲82 ▼10
=+=+=+=+=
3週間位あけて2回みましたが、あ!そうだった?とか2回観てもわくわくしながらみてましたー。題名もいいよね。国宝って短いけどインパクトはすごい!
▲30 ▼2
=+=+=+=+=
普通の感覚では、アクションでもホラーでもテレビドラマのスピンオフでもない、マニアックな題材の映画、ウケるとは普通思いませんわな。
▲0 ▼1
=+=+=+=+=
東宝が関わらなかったから、ここまで成功したんだと思いますよ。あんたらが口出ししたら、つまらないものになってたでしょう。そこを認めないとね。偉そうにかたるな。
▲21 ▼12
=+=+=+=+=
3時間と知った時、途中のトイレタイムを心配したが取り越し苦労だった。 良い作品は長く感じない。引き込まれる。
▲33 ▼3
=+=+=+=+=
4回見ました。見る度に新たな感動があります。 まだまだ映画館で見たいので、ロングランお願いします。
▲21 ▼2
=+=+=+=+=
ホント、口こみってすごいね。必ず国宝の話題になるし、観に行った方がいいよと言われ、もう行ってきました!なんてこと何度あったか
▲12 ▼1
=+=+=+=+=
後知恵バイアスだが、東宝は読み間違えたと言うこと。普段はハリウッドのアクション映画しか観ないが、国宝を観て国内の非アクション映画もこれから観てみようと思いました。
▲1 ▼0
=+=+=+=+=
質の高さを追求した実写邦画にがんばって欲しいところだ。アイドルのお遊戯会と、脚本家の独りよがりな三文小説はうんざり。
▲2 ▼0
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国宝、いい映画だった。 吉沢亮、横浜流星2人の俳優が、素晴らしかった!
▲115 ▼5
=+=+=+=+=
キャストも脚本も音楽も演出も世界観も全て良い、五角形をすべて満たしてる名作だった
▲63 ▼6
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本当に皆んながそんな絶賛するような映画には 思わなかった 映像の美しさ、俳優の演技力、それは映画なら当然でありると思う。 ただただ歌舞伎の場面がくどすぎて大事な人間模様を省略し過ぎた映画に思えた 3時間。no more 時間泥棒
▲4 ▼26
=+=+=+=+=
言われてみれば東宝の配給だったのね。歌舞伎と言えば松竹だろうに。配給だけとは言え、まんまと東宝に取られたのね,
▲18 ▼7
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