2026年に、トヨタの「GRスターレット」とスズキの「新型スイフトスポーツ」がデビューし、ホットハッチの直接対決が期待されている。

GRスターレットは、WRCラリー4参戦を目指して設計され、1.3L直3ターボエンジンを搭載したFF車である。

一方、スズキの新型スイフトスポーツは、現行型の進化版として211月に生産終了され、新たにワイドボディ化される予定で、1.4L直4ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせる。

どちらも高まるホットハッチの需要に応えるモデルとなる。

（要約）

　2026年、2台のホットハッチがデビューする。ひとつは往年の韋駄天、トヨタ スターレットがGRスターレットとなって復活、もう1台は現行型スイフトをベースとした新型スズキ スイフトスポーツだ。同年デビューで全面対決必至!! 

※本稿は2025年8月のものです 

文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ、スズキ 

初出:『ベストカー』2025年9月10日号 

　スポーツカーの価格が高騰する今、2026年は救世主となるFFホットハッチの2台が登場する。 

　まずは伝説の韋駄天が復活！そう、GRスターレットの登場だ。 

　スターレットの名が復活するという情報のある次期型パッソ/ブーンをベースに、WRCのラリー4参戦を前提に、GR部隊が手掛けている。 

　エンジンは、GRヤリス用をベースとした1.3L直3ターボで、6速MT専用のFF車というから面白い。 

　もう一台は、スズキ スイフトスポーツだ。現行型は2025年11月に生産終了となるため、同年秋のジャパンモビリティショーでの世界初公開が期待される。 

　新型は、最新型スイフトをベースにワイドボディ化。搭載エンジンは、グローバルでは、現行型と同じ1.4L直4ターボに48Vマイルドハイブリッドをプラスした大幅改良版になる。足回りも、新技術の投入で、大幅に進化するという点も期待大だ。