広島・新井貴浩監督 

■プロ野球　阪神4―1広島　（6日　甲子園） 

広島は阪神に逆転負けの3連敗、今季ワーストタイの借金11となった。初回にモンテロの適時三塁打で1点を先制。だが4回まで7回まで7安打も追加点を奪えない。すると先発・常広は3回までパーフェクトも4回にモンテロの失策から佐藤輝に適時打を浴び同点に追いつかれる。常広は6回、先頭・近本への四球から森下に決勝の適時打を許し、さらに代ったハーンが佐々木の後逸で1点を失った。打線は12安打も初回の1得点に終わった。 

野手オーダーは坂倉がベンチ。中村奨は1番、ファビアンが2番、クリーンナップは小園、モンテロ、末包で組み菊池が6番、佐々木が7番サード、捕手・石原が8番に入った。 

阪神の先発・門別に1回2死から小園が中安打、モンテロがライト線にタイムリースリーベースを運び1点を先制。 

先発・常広は中5日で今季3度目の登板、1勝1敗、防御率6.75。前回の8月31日・ヤクルト戦（神宮）は4回10安打、プロワースト5失点でプロ初黒星。阪神戦はプロ初登板。 

常広は1回、近本を二ゴロ、中野を二ゴロ、森下を中飛に打ち取り、2回も佐藤輝を空振り三振、大山を見逃し三振、高寺を遊ゴロに抑えた。 

3回の攻撃でファビアンが三内安打、小園が右安打で無死一・二塁もモンテロは遊直、末包は左飛、菊池は二邪飛と走者を進められず凡退。 

常広は3回も坂本を三ゴロ、小幡を空振り三振、門別を左飛と3回までパーフェクト。 

4回の攻撃で佐々木が左安打に高寺のファンブルで無死二塁、石原が中安打、常広はバント失敗の三振で1死一・三塁に。中村奨は捕邪飛、ファビアンは四球で満塁も小園は左飛で加点できず。 

常広は4回1死から中野の一ゴロをモンテロが後逸、森下に四球で一・二塁から佐藤輝に初安打のタイムリーをライトへ運ばれ、1ー1の同点に追いつかれる。 

5回の攻撃も2死から菊池が左安打、佐々木は敵失で出塁も石原が二ゴロ、5回まで10残塁の拙攻。だが常広は5回、坂本、小幡、代打・木浪を3人で退ける。 

6回の攻撃も2死からファビアンが四球も小園は三ゴロに倒れた。常広は6回、先頭・近本に四球、中野の左安打で無死一・三塁から森下にレフトへタイムリーを放たれ、1ー2と勝ち越され降板。 

代わったハーンが佐藤輝を空振り三振、大山を申告敬遠、代打・小野寺を見逃し三振で2死満塁で坂本の三ゴロを佐々木がトンネルし、1ー3となった。常広は5回0/3を95球、3安打、2四球、6奪三振の3失点（自責1）。 

7回の攻撃は阪神4番手・畠にモンテロが中安打も末包が遊ゴロ併殺打、菊池は空振り三振に終わる。7回、3番手・中﨑が近本にツーベース、中野にセンターへタイムリーを運ばれ、1ー4となった。 

8回の攻撃は阪神5番手・及川に1死から石原が猛打賞の中安打も代打・前川が投ゴロ併殺打に倒れる。 

9回も阪神6番手・石井に中村奨とファビアンが連打も後続が倒れ無得点で終わった。