( 322598 )  2025/09/08 04:34:01  
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石破茂首相(25年7月) 

 

 「辞任の意向」という言葉が7日、インターネットのトレンドワードに急浮上した。 

 

 「石破おろし」にさらされ続けてきた石破茂首相が、ついに辞意を固めたとNHKやTBSなどが相次いでニュース速報で報じ、NHKは報道番組体制に入った。 

 

 8日に、総裁選前倒を行うかどうか決める所属議員や地方組織の意思確認の結果が公表されることになっている、各社の調査では前倒し実施は不可避の情勢とみられている。その場合、石破首相が衆院解散に打って出るのではないかとの見方が急速に広がり、自民党の分断につながるとの強い懸念が出ていた。 

 

 石破首相は昨年の衆院選、今年6月の東京都議選、7月の参院選で大敗したが、続投を明言。トランプ関税交渉などの外交などに積極的に携わる一方、2日の党両院議員総会では「地位に恋々とするものでも、しがみつくつもりもまったくない」「しかるべき時にきちんとした決断をするということが私が果たす責務」と述べていた。ただ「しかるべき時」の時期は明言せず、さらに反発を生む悪循環となっていた。 

 

 SNSには「ああ…遂に」「ヤッパなぁ~」「それでも続投するのが石破」「あれだけ言っといて結局放り出すんかい」「そもそも参議院選挙の結果をもって、石破は早々に身をひいておくべきだったんだよ」「おせえよ」「やっぱり辞めるのか」「石破さんが辞めたからって申し訳ないが自民党は変わらない」「お疲れ様でした。結局岸田さん、石破さんは安倍さんの尻ぬぐいをさせられていたという印象。自民は一度下野した方が良いでしょう」など、さまざまなコメントが寄せられた。 

 

 

 
 

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