元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、クマによる事故が相次ぐ中、クマの殺処分に反対する意見に対して強い批判を示した。

彼は「人間の命よりクマの命が大事なのか」と問いかけ、ヒトの生活圏に出現したクマは見つけ次第殺処分すべきだと主張した。

人間が襲われる事例が増加している中、動物愛護の観点からの反対意見を「バカなこと」と一蹴した。

（要約）

田母神俊雄氏（2024年6月撮影） 

　元航空幕僚長の田母神俊雄氏が8日、X（旧ツイッター）を更新。相次ぐクマによる事故をめぐり、殺処分に反対する声に対し「動物愛護だと、バカなことを言うな」とした上で「人間が行動する場所で見つけたクマは、見つけ次第殺処分にすべきだ」とポストした。 

　ヒトの生活圏に出没するクマによる被害のニュースが相次ぐ中、殺処分に反対する声もSNSなどで発信されている。田母神氏は「今年はクマに襲われて命を落とす人や大けがをする人が多かった」と人的被害が相次いでいる状況に触れつつ「この期に及んでもクマを捕獲し森に戻してやるべきという人達がいる。殺処分にすることを止めようというのだ」と、クマの殺処分には反対する意見に言及。「動物愛護だと、バカなことを言うな。人間の命よりクマの命が大事なのか」と問いかけた上で「人間が行動する場所で見つけたクマは、見つけ次第殺処分にすべきだ」と訴えた。